「夏の呼吸」編集部より

物書きとしての起点となった、20代の著者との対面。

本作品は、文芸小説。ゲームシナリオとはまったく異なる作風です。
しかし、今まで知らなかった側面や原点となる作品に触れることで、ゲームシナリオのファンの皆さんはその持ち味をより深く味わうことができるはずです。

まずはそんな皆さんに手に取っていただき、現在の作品にも通じるいろいろなものを感じ取ってもらえればと思います。

「文芸」と聞くと小難しい印象がありますが、小気味良く、映像が思い浮かぶような文章。
さらに今回の出版にあたって、現代っ子にも読みやすいようにという気遣いを加えていただきました。
つまり、とっても読みやすい。

ゲームは好きだけど、小説はちょっと…という人も、
この作品で本に触れてもらえたら! と思います。

それから、ライト文芸レーベルでの発行になるのですが、一般文芸寄りの装丁で、誰でも手に取りやすいものとして仕上げています。
ゲームに触れたことのないような人も含めて、幅広く読んでいただきたい。

とくに10代後半から20代くらいの、大人の生き方に悩む若者の皆さんへ。
過去の葛藤を振り切って、自分の強さを獲得する…
収録の2作品はもちろん後書きまで含めて、
前へ進む勇気をくれる、背中を押してくれるような1冊になりました。

もっと大人の方には、
20代の頃の著者が初めて小説を書きはじめた作品であることや、
文学賞の選考通過作品という点も踏まえた文芸としての興味から、
著者のヒストリーを追う楽しみ方もあるかと思います。

カバーイラストは、文芸作品であること、誰でも手に取りやすいものにしたいことを前提に、典樹さんのもつ絵の魅力と作品のテーマ性が伝わるものに…というオーダー(無茶振り?)
美しく、どこまでも続く海を表現していただきました。

作品を気に入ったら、周りの方にも勧めてください。

これまで藤澤さんには、ニンテンドードリームに『ドラゴンクエストIX』や『ドラゴンクエストX』のインタビューで登場していただいたことがあります。『ドラゴンクエストX』のチーム「ニンドリ乱取り組」は、藤澤さんの命名でもあります(当時そのご縁をつくった編集者、命名を提案した編集者は在籍していないのですが…)
『予言者育成学園』では、ニンドリコラボ問題の出題も!

そんなご縁あって実現した本書。

ニンドリ読者、NDW読者の皆さんも、「おうえん」どうぞよろしくお願いします!