『Pokémon Sleep』『ポケモンマスターズ』など新プロジェクト続々発表! 「ポケモン 事業戦略発表会」レポート

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5月29日(水)に行われた「ポケモン 事業戦略発表会」。株式会社ポケモンの代表取締役社長、石原恒和さんが登壇され、次世代のプロジェクトについて、パートナー企業の代表者の方々と共に発表されました。

気になる続編から新たなゲームタイトル、これまでにない斬新なサービスなど、多くの情報が明らかになった本発表会。以下ではその内容についてのレポートをお届けします。

↑会場では同時通訳が行われており、日本語、英語に加え、今回は新たに中国語でも発表を聞くことができました。石原さんによれば、「今後は中国語を母国語とするユーザーにも、よりわかりやすく、多くのサービスを提供していきたい」とのことでした

映画『名探偵ピカチュウ』大ヒット! ゲームの完結編も!

まず最初は、映画の話題から。登壇したのは東宝株式会社の常務取締役、松岡宏泰さん。

松岡さんは、5月3日に公開された映画「名探偵ピカチュウ」が世界的に好評を得ており、日本発のIPとしては、“ゴジラ”と並ぶ大きな数字を稼いでいると発表。今後も7月12日に公開予定の「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」を含め、「さまざまな映画プロジェクトで新しい映像クリエイティブに挑戦していく」と述べられました。

続けて、石原さんは映画「名探偵ピカチュウ」の基となったゲーム『名探偵ピカチュウ』について紹介。ニンテンドー3DSで発売されている本作のストーリーの完結編が、Nintendo Switchで開発中であることが明らかになりました。開発は株式会社クリーチャーズが手がけ、物語の結末は映画とは異なるものになるようです。

渋谷に新たなポケモンセンターを出店

先日、シンガポールにも出店を果たしたポケモンセンター。その次なる挑戦として、2019年秋に開業予定の渋谷PARCO「Pokémon Center SHIBUYA」がオープンすることが発表されました。

株式会社ポケモンセンターの代表取締役社長、上郷頼臣さんによると、これまでの店舗とはコンセプトを一新し、ポケモンの新しい技術の掛け合わせ、さらに他社との協業も行うとのこと。ただ買い物をするだけでなく、ポケモンファンが来るだけでも楽しい空間を目指すとのことです。

店舗は黒を基調としたスタイリッシュなデザインで、入り口ではミュウツーがお出迎え。また、同じく渋谷PARCOにオープンする国内初の任天堂公式ショップ「Nintendo Tokyo」とのコラボ企画も進行しているようです。石原さんは「渋谷PARCOが、ゲームを愛するファンが集い、より豊かな体験ができる空間になると期待しています」と述べました。

中国初の公式ゲーム『ポケモンクエスト』

2018年に配信された『ポケモンクエスト』がパワーアップし、中国に向けて配信を計画していることが発表されました。

登壇した「网易游戏」(NetEase・ネットイース)のワン イーさんによると、中国版『ポケモンクエスト』では、オリジナル版の要素に加え、PVP(対戦)機能や、ソーシャル機能が追加されているとのこと。事前予約はすでに170万件を突破しており、中国ユーザーの期待も非常に高いようです。

また、石原さんは『ポケモンクエスト』の中国版について、「日本では考えられないスピードで進んでおり、改めて网易游戏さんの技術力の高さに驚かされました。とても愛情深く開発を進めていただいており、ポケモンとしても非常に頼もしいパートナーを迎えることができました」と語られました。

すべてのポケモンが集まる場所『Pokémon HOME』

続いて登壇したゲームフリークの増田順一さんは『Pokémon HOME』を紹介。

増田「これまで『ポケットモンスター』シリーズを遊んでいただいた方の中には、ゲームボーイアドバンスからニンテンドーDS、そして3DSへと、通信機能を利用して、自分のお気に入りのポケモンとさまざまな地方を一緒に冒険された方もいらっしゃると思います。ポケモンはソフトを越え、ハードを越え、共に冒険するかけがえのない存在となっています。このような関係は、ポケモンならではの世界観を形成してきたといえます。
そこで、我々はこの多様化したポケモンの世界が一箇所に集まる場所を作り、そこを起点としてさまざまなソフトとポケモン、人と人をつなぐ新たなポケモン体験を提供していきます。その名も『Pokémon HOME』です」

『Pokémon HOME』は、Nintendo Switchとスマートフォン向けに開発が進められているクラウドサービス。『ポケットモンスター』シリーズや『Pokémon GO』で捕まえたポケモンたちを預けたり、各連携ソフトへ連れて行くことができるようです(※一部のポケモンは制限かかかる場合があります)。サービス開始時には『ポケモンバンク』、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』、『ポケットモンスター ソード・シールド』、『Pokémon GO』との連携が予定されているとのこと。

交換機能も実装され、スマートフォンさえあれば友達とも、世界中の人ともポケモン交換が可能。その場にいる全員と交換ができる機能も検討中で、将来的には、集めたポケモンたちと遊べるコンテンツも追加されるようです。配信は2020年初旬を予定しているとのことです。

「睡眠」をエンターテインメントに!『Pokémon Sleep』ほか

次に、石原さんは「ポケモンが“睡眠”に対して、どのように取り組んでいくか」を紹介。睡眠を利用したゲームアプリ『Pokémon Sleep』、新デバイス『Pokémon GO Plus +』が公開されました。

石原「株式会社ポケモンのミッションは『ポケモンという存在を通して、現実世界と仮想世界の両方を豊かにすること』です。『Pokémon GO』では、“歩く”という人間としての基本的な動作がエンターテインメントとして成立する、という変化を世界にもたらすことができたと考えています。そして、“歩く”の次にわれわれが注目したのが“睡眠”です。皆さんが人生で多くの時間を費やす“睡眠”のエンターテインメント化が、ポケモンの次のチャレンジです」

『Pokémon Sleep』は、「朝起きるのが楽しみになるゲーム」がコンセプト。プレイヤーが寝た時間、起きた時間をエンターテインメント化するアプリとのこと。
本作は『はねろ!コイキング』を手がけた株式会社SELECT BUTTONと共に進めており、2020年にAndroidとiOSでサービスが開始される予定です。

さらに『Pokémon Sleep』とは別に、任天堂、『Pokémon GO』を手がけたNIANTICとも、睡眠を遊びに生かす方法を検討していることが明かされました。

ここで任天堂の丸山和宏さんが登壇し、新デバイス『Pokémon GO Plus +』(プラスプラス)を紹介。名称の通り『Pokémon GO Plus』として使用でき、『Pokémon GO』プレイ時に近くにポケモンやポケストップがあるとライトと振動で教えてくれます。さらに、『Pokémon GO Plus +』には加速度センサーが“プラス”されており、夜は枕元に置くことで、プレイヤーが眠っている時間を簡単に計測できる機能があるようです。

↑『Pokémon GO Plus +』。Bluetooth通信によってスマートフォンにデータを転送できる

ちなみに発表会の後に行われた質疑応答によると、『Pokémon Sleep』は『Pokémon GO Plus +』が無くてもプレイできるとのことです。

続いて、NIANTICのCEO、ジョン・ハンケさんが登壇。

ハンケ「NIANTICは、地球そのものを舞台にした新しいゲーム体験を作ることに成功し、外へ出て新しい場所を訪れるきっかけを人々に作りました。そしてゲームを通して世界を違った視点で見ることで、野外での活動を増やし、より健康的なライフスタイルを送っていただくお手伝いをしたい、とも考えました。

今回のポケモンの挑戦を、我々もサポートしたいと思います。健康的なライフスタイルに欠かせないのは、“歩くこと”に加えて“よく休むこと”です。世界を自らの足で冒険するためには、しっかりと休息して元気を蓄えることがとても重要です。
どのような形で良質な休息と『Pokémon GO』を結びつけるのか、ぜひ楽しみにしてください」

加えて、眠っているカビゴンが『Pokémon GO』に登場していることも紹介されました。6月3日までの期間限定で、特別なわざ「あくび」を覚えているようです。

↑『Pokémon Sleep』の発表に、カビゴンがいち早く反応!?

歴代トレーナー集結! アプリゲーム『ポケモンマスターズ』

先日発表された、株式会社DeNAとの共同プロジェクトについても概要が明らかになりました。

2019年、Android/iOS向けアプリとしてリリース予定の『ポケモンマスターズ』。本作はゲームフリークの杉森建さんから提案された「歴代のポケモントレーナーが活躍するゲーム」というコンセプトからスタート。ポケモントレーナーたちとそのパートナーが集結するとのことで、杉森さん描き下ろしのメインビジュアルにもさまざまなトレーナー&ポケモンたちが描かれています。詳細については6月ごろに公開予定とのこと。

↑グリーン、シロナ、カスミ、タケシとそのパートナーたちが登場。チャンピオンやジムリーダーの他に、エリートトレーナーの姿も?

※公開映像をキャプチャしたものです

ポケモンシャツが販売地域拡大

151種類のポケモンのオリジナルデザイン生地を使い、ウェブサイトからカスタマイズや注文ができるサービス「ポケモンシャツ」。現在はアジアの一部の地域のみですが、今後、欧米をはじめとする世界に向けてサービス地域が拡大されることが発表されました。

ちなみに、本日登壇された皆さんも、全員このポケモンシャツを着ていらっしゃいました。(石原さんはナッシー+ピカチュウ柄とコイキング+ギャラドス柄の2種類!)

ゲームファンはもちろんのこと、いまや世界中のあらゆる人々にとって身近な存在となったポケモンたち。6月5日には最新作『ポケットモンスター ソード』『ポケットモンスター シールド』の情報が公開されるポケモンダイレクトも控えています。今後、さらなる広がりを見せるポケモンワールドに期待しましょう!


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