生演奏も披露!『ポケモン ピカ・ブイ』サントラ発売記念イベントレポート

12月1日(土)、池袋サンシャインシティにて『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』のサウンドトラックCD「ポケモン Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ スーパーミュージック・コンプリート」の発売を記念したイベントが開催されました。イベントでは『ポケモン ピカ・ブイ』ディレクターの増田順一さん、作曲・編曲を手掛けた景山将太さんが登壇。バイオリニストの白須今さん、ギタリストの堤博明さんを迎えてのライブも行われました。

増田順一さん。『ポケモン ピカ・ブイ』の基となったゲームボーイ『ポケットモンスター ピカチュウ』(ゲームボーイ)ではプログラムに加え、すべての曲、効果音、ポケモンの鳴き声を担当

景山将太さん。『ポケモン ピカ・ブイ』では新規曲の書き下ろし、『ポケモン ピカチュウ』の元曲を生楽器などの新しい音源でアレンジする編曲を担当

イベント冒頭では増田さんと景山さん、そしてゲストとしてピカチュウとイーブイも登場し、お2人に寄り添います。寄り添い過ぎて増田さんの顔が見えなくなるアクシデント(?)も。

お2人の紹介に続いて、『ポケモン ピカ・ブイ』についてのトークショーが行われました。「どのような想いを込めて『ポケモン ピカ・ブイ』を作られましたか」との質問に対し、増田さんは「モノクロ・ドットの絵だった『ポケモン ピカチュウ』が、カラー・3Dになるとどういう感じになるのかということを、よく話しあいました。今の開発の現場は『ポケモン 赤・緑』世代が多いんですよ。意見交換した結果、『やさしく』て、『当時のことを思い出せる』ことに気を付けて、ていねいに作りました」とコメント。また、景山さんに編曲を依頼した理由については「ポケモンのことを分かっていてくれていて、今の時代にあった広がりを曲に持たせてくれるのは『景山将太しかいない!』と思いました」と断言。

さらに、増田さんは『ポケモン ピカブイ』について「ぜひ、テレビでプレイしてもらいたいですね。DS、3DSでは音量を切ってしまう人も多かったんですが、テレビなら音を消す人はいませんから(笑)。今回はテレビにあわせた音作りについても気にかけてもらいました」と語られました。

景山さんは、本作の音楽について「全世界の、いちばん多くの人に愛されている初代の『ポケットモンスター』の曲をアレンジさせていただくということは、ファンの方の期待も大きく、とてもプレッシャーでしたが、こんな機会を頂けるという喜びとワクワクの方が大きかったです。Nintendo Switchという新しいハードで可能になった新しい表現で音楽の幅を広げることと、テレビから、大画面から聞こえる音楽ということを意識しました」とコメントされました。

また、増田さんによれば、今回のサウンドトラックに収録されている楽曲は『ポケモン ピカ・ブイ』に収録されているものを、さらに再調整してマスタリングし直したものとのこと。テレビから聴こえてくる場合と、オーディオで聴く場合のバランスの違いを意識しているのだそうです。

トークショーの後、『ポケモン ピカ・ブイ』収録楽曲の演奏もされている白須さん、堤さんがご登場。景山さんを加えての生演奏ライブがスタートしました。

バイオリニストの白須さん。「バイオリンはメインメロディを担当することが多かったのですが、聴いたことがある曲ばかりだったのでレコーディング自体はやりやすかったです」とのこと

ギタリストの堤さん。「景山さんはギターに対する理解が深く、『ここをこうしたい』という意図がはっきりされている方なので、演奏する側からするとスムーズに録音が進められました」

まずはタイトルで流れるおなじみの「~オープニング~」。増田さんによると、この曲でこだわった箇所の1つはスネアドラム。両手で叩く小太鼓などの場合、基本的に利き腕で叩いた方の音が大きくなるので、その音量の差も意識されているのだそうです。景山さんはこの曲について、「『ポケモン X・Y』やオーケストラコンサートなどで、何バージョン作ったかわからないくらいにたくさんアレンジさせて頂いている曲です。今回は増田さんの原曲を忠実に起こしつつ、豪華にアレンジしました」と語られました。

続いては「ニビシティのテーマ」等、街やどうろの音楽のメドレー。街の音楽について景山さんは「クチバシティは海の香りがするアコースティックギターなど、音色(おんしょく)の選び方を意識しました。」とコメント。

そして本作と連動する『Pokémon GO』の楽曲、「GOパーク」「捕獲」のアレンジ曲も披露。「Pokémon GO』の世界に合わせて、生楽器が多い他の曲と比べて、意図的にシンセを多くしました」と景山さん。こちらは増田さんの要望もあったとのことです。

最後は観客の皆さんの手拍子に合わせた「ポケモンセンター」の曲を演奏。集まったファンとの記念撮影も行われ、イベントは幕を閉じました。

『ポケモン ピカ・ブイ』発売日に行われたイベントに負けず劣らず、多数のファンが詰めかけた今回のイベント。本作の音楽はテレビで、大人数で聴くことを念頭に曲作りされているとのことでしたが、そういう意味では大勢のファンとライブ演奏を共有できた今回のイベントは貴重な体験でした。皆さんもCDで、ゲームで、いろいろな場所で本作の楽曲群を楽しんでくださいね。

トークショー中に増田さんが触れていた、「うちわ」持参で応援に駆けつけていたファン。ちなみに「64ドリーム」時代からの読者の方とのこと

また、今回のイベントでは生演奏中、増田さんの視点からのツイキャスもリアルタイムで放映されていました。こちらでは生放送の楽曲自体も聴けるので、興味のある方はぜひチェックを!

「Nintendo Switch ポケモン Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ スーパーミュージック・コンプリート」

『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』
公式サイト

©2018 Pokémon. ©1995-2018 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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