[TGS2018]『レゴ®DC スーパーヴィランズ』開発者に聞くゲームの魅力

アメリカのDCコミックスに登場するヴィランと呼ばれる悪役(以下「ヴィラン」)たちが主人公の『レゴ®DC スーパーヴィランズ』。
「TGS2018」と併せて開催されたワーナーゲームさんのメディアセッションで、本作のゲームデザインや開発を担当された「TT Games」のウィリアム・エバンスさんにお話を伺いました。

―― このゲームのストーリーとプレイヤーの目的を教えていただけないでしょうか?

ウィリアム プレイヤーキャラクターを作ったらゲームスタートです。主人公は刑務所に収監されている囚人なのですが、そこで一緒になったレックス・ルーサーと協力して刑務所から脱獄することになります。
最初からヴィランの一員なのではなく、たまたまヴィランと一緒に行動を共にすることになった新入りなんですね。
この物語では、正義の味方「ジャスティス・リーグ」のメンバーは「ジャスティス・シンジケート」というチームによりどこかに飛ばされて姿が消えてしまうんです。
実は、「ジャスティス・シンジケート」はアーススリーという別の次元から来たヴィランたちなんです「ジャスティス・リーグ」のメンバーをどこかに飛ばした後で、自分たちがヒーローになりすましているわけです。
一般の人たちは「ジャスティス・シンジケート」を正義の味方だと思っているんですけど、レックス・ルーサーたちは彼らをヴィランだと気づいてそれを指摘しようと色々と奮闘していくことになります。ただ、ヴィランたちの言うことなので、なかなかうまくいかないんですね。
そして、物語の後半になると「ジャスティス・シンジケート」の背後にいる黒幕の姿が明らかになります。その黒幕というのはダークサイドというキャラクターです。
彼はアンチライフ・イクエージョンという、手にすると全ての生き物を破壊することができるものを探しているんです。
これを探す重量なカギを握っているのが実は主人公なんです。ゲームの序盤はヴィランの新入りで始まるんですが、ゲームの一番後半になってくると銀河で一番重要なカギを握る人物となって物語が展開します。もちろん、最終的には黒幕であるダークサイドを倒すのが目的になります。

―― ゲームシステムでこだわっている点はどこでしょうか?

ウィリアム
 まず最初に注目して欲しいのは、子供から大人まで遊びやすいように作っている点ですね。純粋に大人向けなゲームを作るよりも、子供も楽しませないといけないし、大人も楽しめなければいけない。その微妙なバランスを作るのが難しいんですね。
たとえばゲーム内のミニゲームでも、小さい子はボタンを連打することで普通にクリアできますし、大人が工夫してプレイすることでポイントが多くもらえるような内容にしています。
そして2人プレイで遊ぶことを考えて作っています。パズル的な要素がある場合など、2人が手分けしてポイントをクリアすることでスムーズに問題を解決できるようになります。
プレイヤーに色々考えさせるようなゲームデザインにはしたくなかったので、その点には非常に気を遣っています。とにかく楽しんでゲームに没入できるよう心がけました。
自分だけのキャラクターを作りそのキャラクターで最後までプレイすることで、プレイヤー自身が自分だけの物語を体験したと感じ取って欲しいと思っています。

―― 開発で苦労したところはあるのでしょうか?

ウィリアム
 今回のゲームには200を超えるキャラクターが登場していますが、DCコミックスに登場するキャラクターは1000を超えているんです。それを絞り込んでいまのキャラクター数にするのが難しかったですね。
もう一つ、ゲームデザインをするときに子供にとって遊びやすいようにしているのですが、あまり詳しくヒントを出さずに自然に遊び方がわかるように心掛けています。初めてこのシリーズを遊ぶ人にはヒントを多く出す設定を、遊んだことのあるプレイヤーならヒント無しの設定を選んで遊ぶことができるようにしています。

―― TGSをご覧になった印象はどうでしょう?

ウィリアム
 プレゼンテーションの演出などが他のイベントでは見られないような素晴らしいものが多いですね。日本に来ての印象ですが、会う人会う人がみんな暖かくてフレンドリーで礼儀正しいですね。

―― 最後にお好きな任天堂のゲームタイトルをお聞かせください。

ウィリアム 『マリオカート』を6歳の娘と遊んでいます。父親としては失格なのでしょうが負けるのがいやなので絶対に勝たせません(笑)。『スプラトゥーン2』もプレイしています。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 』はシンプルですが奥が深いところに感銘を受けました。美しいゲームです。

―― 今日はありがとうございました。


『レゴ®DC スーパーヴランズ』公式サイト

公式サイト TOKYO GAME SHOW 2018

LEGO DC SUPER-VILLAINS software © 2018 TT Games Ltd. Produced by TT Games under license from the LEGO Group. LEGO, the LEGO logo, the Brick and the Knob configurations and the Minifigure are trademarks of the LEGO Group. © 2018 The LEGO Group. All other trademarks and copyrights are the property of their respective owners. All rights reserved.

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