【マリオカート】アートと機能で振り返る、マシン(スタンダードカート)の変遷

『マリオカート』シリーズに登場した、多種多様なマシン。中でも、シリーズの顔ともいえるスタンダードカートは、同名でもシリーズによって少しずつデザインが変わっています。本記事では、マシンのデザインと機能をシリーズを追って振り返ってみます。
スーパーマリオカート
1992年8月27日発売/スーパーファミコン
マシンはパイプフレームで構成されたシンプルなデザイン。乗るキャラクターによってボディカラーが異なります。
「マリオカート」シリーズの代表的なマシンであり、『マリオカート64』や『マリオカートアドバンス』にも踏襲されているほか、『マリオカート7』などでは「スケルトン」という名称で登場しています。


マリオカート64
1996年12月14日発売/NINTENDO 64
『スーパーマリオカート』のデザインをベースに、立体的に。マフラー部分のデザインが少し変わりました。
機能としては、その場で方向転換ができるスピンターンができるようになったほか、マシンから出る煙に色が付きミニターボがわかりやすくなりました。


マリオカートアドバンス
2001年7月21日発売/ゲームボーイアドバンス
『マリオカート64』とほぼ同じデザインですが、タイヤに「MARIO KART」の文字が入っています。
キャラクターごとの性能差が『マリオカート64』より大きくなりました。


マリオカート ダブルダッシュ!!
2003年11月7日発売/ニンテンドーゲームキューブ
マシンが二人乗りになり、後部に乗るスペースが設けられたデザインに。本作から、多種多様なマシンが登場。スタンダード的なマシンは無いので、ここではマリオをモチーフにしたレッドファイアーをピックアップしました。
キャラクターとマシンの組み合わせを自由に選べますが、キャラクターより軽量のマシンには乗れません。


マリオカートDS
2005年12月8日発売/ニンテンドーDS
本作からスタンダードカートが登場。平均的な性能を持つ、その作品の顔ともいえるマシンです。四角いフロント部分は、前作のレッドファイアーを踏襲しているようにも見えます。
乗るキャラクターによってマシンに付くマークが変わるようになったのも、本作からです。


マリオカートWii
2008年4月10日発売/Wii
フロントスポイラーが丸みを帯びた形となり、ボディカラーもキャラクターのイメージ2色に白を加えたデザインになりました。マシンにバイクが追加されたのも、本作から。
機能としては、ジャンプアクションが追加。段差を跳び越える際にポーズを決め、着地時に加速できます。


マリオカート7
2011年12月1日発売/ニンテンドー3DS
フロントスポイラーが無骨なパイプになり、それを挟んで上下にキャラクターイメージのツートンカラーを配置したデザインに。マシン(フレーム)にタイヤとグライダーを組み合わせることができ、同じマシンでも見た目が変化がします。
本作から空や水中も走れるようになり、空中ではグライダーが開き、水中ではプロペラが付きます。


マリオカート8
2014年5月29日発売/Wii U
フロントパネルがやや前方まで伸びた、スタイリッシュなデザインとなっています。
新たに壁や天井といった場所も反重力によって走れるようになり、反重力エリアに入るとタイヤが横向きになってタイヤとマシンに青いラインが光ります。


マリオカート8 デラックス
2017年4月28日発売/Nintendo Switch
『マリオカート8』の移植・リメイク作であり、スタンダードカートのデザインは同じ。
機能的には、ミニターボに長時間加速できるウルトラミニターボが追加。補助機能として、コースアウトしないハンドルアシストと自動で走るオートアクセル機能が加わり、機能をONにするとマシンにアンテナが付きます。


マリオカート ツアー
2019年9月25日配信開始/スマートフォン
本作独自のスタンダードカートは無く、メインアートで乗っているマシンはスケルトン。
登場マシンは336種類とシリーズ最多!『マリオカート8』デザインのスタンダードカートである「スタンダード8レッド」や「スタンダード8グリーン」といったマシンも登場します。
マシンごとにスペシャルスキルがあり、ロケットスタートやジャンプアクション時に効果がプラスされます。


マリオカート ライブ ホームサーキット
2020年10月16日発売/Nintendo Switch
実際の部屋にコースを作ってフィギュア(マシン)を走らせる本作。マシンは『マリオカート8』モデルがベースとなっていますが、車体がやや大きくカメラが付いているのが特徴。ゲーム画面はこのカメラからの視点となっています。
フィギュアでも、ドリフトやミニターボが可能。マシンには音色の異なるホーンを付けることができます。


いかがでしたか?
マシンにも歴史アリ!ということで、シリーズごとに見た目も機能も変化してきたんですね。皆さんのお気に入りのマシンは何でしょうか?
(ライター kikai)

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