マンタロー(「スプラトゥーン」シリーズより)【任天堂図鑑】
バンカラジオのパーソナリティを務める「すりみ連合」のマンタロー。作曲担当であり、ほかのミュージシャンとの交流にも積極的な、マンタローの活躍をご紹介します。
目次
[ハード略称] Nintendo Switch=Switch、Nintendo Switch 2 =Switch 2
プロフィール/基本情報
バンカラ街出身のヤンチャな3人組「すりみ連合」の1人。メンバーのフウカ・ウツホと共に、『スプラトゥーン3』内のニュース番組「バンカラジオ」のパーソナリティを務めています。種族はマンタ族。ケンカっ早いフウカやウツホと異なり平和主義者で、バンカラ地方とハイカラ地方の人々が音楽を通じてもっと仲良くなることを望んでいます。
基本的には「エイ!」としか喋らないマンタローですが、不思議なことに、ほかのキャラクターとも会話は成立しているようです。

実は、優れた音楽と躍りの才能の持ち主。若くして、由緒正しき舞踊流派「曼蛇流(まんだりゅう)」の当主を継いでいます。フルネームは曼蛇太郎喜左衛門宗清(マンダ タロウキザエモンムネキヨ)ですが、長いのでマンタローと呼ばれています。
意外にも手先が器用で、楽器はもちろん、ブキの扱いもお手のもの。「すりみ連合」として活動するようになったきっかけも「マンタローのピアノの腕を聞きつけたフウカとウツホに呼び出されたから」というエピソードが「ニンテンドーマガジン 2022 winter」に綴られています。一方マンタローは、2人にカツアゲされると思い、気が気じゃなかったようです。

ちなみに、マンタローの一族・マンタ族についての逸話が「ミステリーファイル」に掲載されています。マンタ族は早起きで、朝食には一族由来の特殊なプランクトンを使用。そして、この食事が“毒性をもつ体液を作り出す源”になっているようです。胸ビレのお手入れも欠かせないのだとか。

マンタローをamiiboで呼び出してみると…?(クリックで表示)
『スプラトゥーン3』では、対応するamiiboをタッチすることでマイコーデを覚えてくれたり、いっしょに記念撮影できる機能があります。

マンタローのamiiboは、ほかのキャラクターよりもひと回り大きめの作りになっているため、実際に読み込むと少し窮屈そうなマンタローの姿を見ることができます。

初登場作
スプラトゥーン3(2022年9月9日発売/Switch)
ゲーム起動時に流れる「バンカラジオ」では、すりみ連合がアップデートやステージ情報を発信しています。マンタローの担当は、臨時ニュースやアップデートの報告です。

対戦モード「ナワバリバトル」や、イクラを集めるバイトモード「サーモンラン」のステージ解説の際には、すりみ連合のふだんの姿を垣間見ることができます。それによるとマンタロー自身も「ナワバリバトル」「サーモンラン」に参加しているようなのですが、一体どんな風に戦っているのでしょうか…?
また、フェスにまつわるニュースでは、マンタローのゲーム愛が垣間見える一幕も。『スプラトゥーン3』で初めて行われたフェス「無人島に持っていくなら? 道具 vs 食料 vs ヒマつぶし」では、マンタローは“ヒマつぶし”を選択。本人曰く「(やだ! ゲームなしの生活なんて考えられない!!)」のだそう。
「Splatoon×Pokémon コラボフェス」のお題「パートナーに選ぶならどのタイプ ? くさ vs ほのお vs みず」では、「いろんな状況に対応しやすそう」という理由で“みず”タイプを選択。

そして「ゼルダの伝説コラボフェス」のお題「汝、何を求める? 力 vs 知恵 vs 勇気」で“勇気”を選択したマンタロー。『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』内に登場する台詞「勇無き剣に力は宿らぬ」を引用してか、「(勇無きインクに 力は宿らないんだよー!!)」と声を張り上げ、フウカを困惑させていました。

ソロプレイ用の「ヒーローモード」では、地下空間「オルタナ」にて主人公(プレイヤー)とすりみ連合が遭遇。オルタナに眠るオタカラを巡って衝突します。
バトルでのマンタローは、インクをまとって地面にセンプクし、影の姿に変身! インクを塗りながら主人公を追い回し、時に分裂を繰り返しながら、さまざまな攻撃をしかけてきます。
主な経歴
キャラクターのターニングポイントとなった作品、大きな活躍をした作品など、特筆すべき作品をいくつかピックアップします。
シオカラーズとこっそりコラボ! フウカとウツホにボコられる
スプラトゥーン3(2022年9月9日発売/Switch)
『スプラトゥーン3』のアップデートで、ハイカラ地方のアイドル「シオカラーズ」と謎のシンガー・RANOMATがコラボした新たなフェス用BGMが追加されました。
実は、この「春風とペトリコール」に参加した正体不明のシンガー「RANOMAT」は名前がアナグラムになっており、アルファベットを入れ替えると、正体がMANTARO(マンタロー)であることがわかります。
無断でハイカラ地方のアイドルとコラボしたことを知ったフウカとウツホは当然怒り、マンタローをボコボコに…。しかし、マンタローはこの経験を活かして、すりみ連合の新たなフェス用BGM「鉄槌ピシャゲルド」を書き上げました。
マンタローがスイカ柄に!? フェス開催中の特別な姿(クリックで表示)
期間限定イベント「フェス」では、すりみ連合の3人がオミコシの上でパフォーマンスを行い、夜のバンカラ街を盛り上げます。マンタローは大きな胸ビレを振って自慢の躍りを披露。フェスの前半では、マンタローが歌うソロ曲「蛮殻三毒楽(猪神楽・今様)」を聴くこともできます。ちなみにフェス開催中は、陣営のインクカラーに合わせてマンタローの体の色が変化します。

季節毎に行われる特別なフェスでは、マンタローのようすが大きく変化! 夏限定フェス「Summer Nights」では、スイカをイメージした装いに変身しました。

ヒメのお気に入り? マンタローとテンタクルズの関係
スプラトゥーン3 エキスパンション・パス サイド・オーダー(2024年2月22日配信/Switch)
マンタローは、アイドルグループ「シオカラーズ」だけでなく、ヒメとイイダの音楽ユニット「テンタクルズ」とも以前から交流があるようです。
初対面は、シオカラーズのホタル、イイダ、マンタローの3人によるインタビュー取材。このインタビューは、公式サウンドトラック「Splatoon3 ORIGINAL SOUNDTRACK-Splatune3-」のブックレットに掲載されています。
この時のマンタローは、音楽の話題でイイダと盛り上がりすぎてしまったよう。ホタルは「音楽オタクが2人いるとヤバいな……」とコメントしています。
そして、音楽ライブ「バンカライブ 轟(ゴウ)」では、「すりみ連合」のライブに突然「テンタクルズ」が登場。実際にマンタローがコラボを申し出たのかは定かでありませんが、念願のコラボ公演が実現しました。
追加コンテンツ「サイド・オーダー」では、マンタローのアーティスト名「RANOMAT」をヒメが気に入っているような発言も。マンタローはヒメに褒められることがよくあるようなのですが、当の本人は「フウカとウツホの白い目が怖いからやめてほしい」と思っているようです。
スピンオフ作品『スプラトゥーン・レイダース』に登場!
スプラトゥーン・レイダース(発売日未定/Switch 2)
ウズシオ諸島が舞台のスピンオフ作品『スプラトゥーン レイダース』では、マンタローが新たな装いで登場。体色はグリーンカラーに変化。頭にはマイク付きのゴーグルと、背中にはサバイバルセットのようなものを背負っています。
出演作一覧
本人が出演している作品をまとめました。
※イラストのみで登場している場合は含めません。リストは2025年10月現在のものです
『スプラトゥーン』シリーズ
スプラトゥーン3(2022年9月9日発売/Switch)
スプラトゥーン3 エキスパンション・パス サイド・オーダー(2024年2月22日配信/Switch)
スプラトゥーン レイダース(発売日未定/Switch 2)
関連記事
© Nintendo
※画像の一部は公式YouTubeより引用しています。












