『ドラガリ』にローグライクモードも実装!? 3周年記念、岡田ディレクターインタビュー

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【ネタバレ注意】あの兄姉も仲間に! 3周年までのメインストーリーについて振り返っていただきました!

※まだまだインタビューは続きます! ここからはメインストーリーについてのネタバレが含まれますので、ご注意ください!

―― メインストーリーについてですが、2周年のころまでは敵だった王族が仲間になったりして、ビックリされた方も多くいらっしゃるのではと思います。そういった流れは2周年のインタビューで岡田さんがおっしゃっていた、「勧善懲悪でない展開をしていく」という言葉に基づいたものだと感じました。『ドラガリ』ではいろんな敵キャラクターが登場しますが、それぞれの敵も、心の中に抱えているものや、信念が描かれているように感じます。やはりそういったところも意識して作ってらっしゃるんですよね。

岡田:
そうですね。敵も、理由があって敵になっているわけで。主人公たちと戦うのもお互いの主義や思想がぶつかり合うからです。それぞれが戦う理由、ぶつかり合う理由みたいな部分はしっかり考えて物語を構成しています。

―― そうすると、敵でも仲間になる可能性がある、というのが今後も続いていくということでしょうか。

岡田:
そうですね、最初のメインストーリー10章のところまでだと、兄弟たち全員が敵になってしまうという展開でしたが、その後に兄姉たち、レオニードやシェスなどとは仲間になることができました。今後もそういう展開はあり得ますね。


↑12章までは敵として戦っていたレオニードとも邂逅し、16章では、北グラスティアの大地へ向かう主人公を温かく(?)お見送りしてくれる仲に

―― レオニードやシェスが加わると、ストーリーのテンポ感もすごく違った形で感じられて、その変化も楽しかったです。
特に、今年の夏のレイドイベントでレオニード・シェス・エミュール・主人公とで兄弟4人そろったのは、やっぱり喜んでいるユーザーが多かったと思います。あれもやはり、岡田さんの狙いがガチっとはまった感じでしょうか。

岡田:
そうですね、兄弟たちは非常に魅力的なキャラだと思いますが、そういったキャラたちがしっかりお互いの考えをぶつけ合った上で、あんな風にちょっとコミカルなイベントに登場するよう落とし込めたのは、長く温めてきたキャラクターの変遷があり、プレイヤーさんも付いてきてくれたお陰で実現できたことだなと思います。

―― ただ兄弟の中で、エミュールは現状、仲間ではありませんよね。結局彼は、ディアネル帝国の皇帝として、これからも君臨し続ける感じなのでしょうか?

岡田:
彼については、残念ながらここであまり深掘りはできないですね……(笑)。ただ、今後のストーリーでちゃんと登場してくるようには考えています。
エミュール自身は、目的や野望はあまり持っていません。ずっと偉くなりたい、認められたいという思いは持っていましたが、その奥底には、もっと純粋な気持ちを持っています。そういうところが、今後のストーリーで見せられればいいかなとは考えていますね。周りの兄弟たちが優秀だったり、特別な力を持っていたりして、そこに追いつこうという感情が表面に出がちなのですが、それだけでなくエミュール自身の良いところも引き出したいなと考えています。

―― エミュールがディアネル帝国の王に君臨してからも、実は長いですよね。何気にあいつ、すごいやつじゃないかなと思い始めました(笑)。

岡田:
(笑)。

―― 今までの『ペルソナ5S』のイベントのストーリーでも展開されていたように、彼に従ってくれる手下がいたりするなど、深掘りもされてきましたね。今後もそのような形で、エミュールのストーリーが楽しめるというのは、ちょっと期待して良いということですね。

岡田:
そうですね。

―― これまで、「ゼシアはいつ仲間になるんだろう」とか、「ファルエスはどうなるんだろう」とか気になっていた点が、見事にこの3周年までの中で明らかになってきまして。気になるタイミングをつかんで実装していただいてると感じます。どういった計画で実施されていたのでしょうか?

岡田:
もちろん、ユーザーさんにちゃんとインパクトを与えられるようなスケジュールでリリースすることは考えています。ただ、それと合わせて、ストーリーの流れ的に、いつそのキャラクターが参戦して問題無いかということは重視していますね。
レオニードやシェスなども、敵のままいきなりキャラ加入しても違和感があると思いますので、しっかり主人公たちに協力し、共に戦って行こうという形になった後に初めてキャラとして合流してもらったり、召喚に登場したりという計画を組んでいます。
ゼシアに関しても、21章後半で主人公側に合流することが可能になったので、そのタイミングで仲間にできるようにしました。そのような感じで、メインストーリーをちゃんと読んでプレイしていただいているユーザーさんが違和感ないようにするというところを大事にして作っていますね。

―― 主人公の秘密なども明らかにされましたし、久しぶりの方も一気に読み進めても面白い展開だなと感じました。

岡田:
そうですね、今のプレイヤーの方には、前編・後編で、徐々に公開されていくストーリーを待っていただいていると思います。
久しぶりの方にも、単行本みたいな気持ちで一気に読み進んでいただけると、より前後のつながりとかもわかりやすくなって面白んじゃないかなと思いますね。
ここからまた3周年以降も、1ヶ月に1回メインストーリーを更新していくのは変わらないので、いまの最新話に追いつくみたいな感じで楽しんでいただければという感じですね。

―― 1か月に1回更新って、怒涛ですよね。これを続けられるっていうのを聞いただけでもファンとしては嬉しかったです。
こういった『ドラガリ』の物語を構成していく中で、岡田さんが一番大切にしている考えとは、どういうものなんでしょうか?

岡田:
『ドラガリ』全体のテーマとして気にかけていることとしては、それぞれのキャラクターの中にある、いろんな世界への可能性ですね。すべてのキャラが、過去のトラウマや、理想の自分になりきれないといった問題を抱えている中、過去の過ちを取り返せたりとか、未来に対して可能性を見つけていったりするというところが、物語としての大きなテーマかなと思っています。例えば主人公も、別の世界では魔神になってしまい、世界を滅ぼしてしまっているという姿も描かれています。それぞれが同じ人物でも、どういう人生の選択を経たことで、結果としてこういう人になりましたという可能性を示しています。
それぞれ選択肢があり、可能性がある。また、過去にいろいろなことがあったとしても、別の可能性を模索していける。そういうところがテーマになっていますね。

ガチプレイヤー必見!「タイムアタックチャレンジ」や、今後実装される「原初の五竜との戦い」について深掘り

―― ここからは、ガチプレイヤー向けの話をうかがっていきます。
タイムアタックチャレンジというイベントがこれまで何度か実装されてきました。「アギト」までは僕もギリギリクリアできたという感じでしたが、今度は「ディアボロス」もタイムアタックとして実装され、非常に難易度の高いものになっていましたね。

岡田:
ランキングに入ろうとするとなると難易度は高いですが、クリアするだけであれば難易度はちょうどいいかなと思っています。参加者の数もそこまで変動はありませんでした。

―― 想定通りの参加者、という感じでしょうか。

岡田:
そうですね。

―― 中には、「これは意外だ!」みたいな組み合わせはありましたか? 僕が見て驚いた中では、「ヤルダバオト」で、「マルス+オリオン+オリオン+オリオン」で41秒台を叩きだしたというのがあったんですけど(笑)。

岡田:
そうですね。そんなには無いかなって感じですね。

―― あ、それも想定通りなんですね!


↑自分のスキルで防御+攻撃バフをかけられる上、アビリティに「プロテクトリンク・攻+15%」を持つオリオン(バレンタインVer.)。アビリティの効果は何度も重ねがけができるため、もともと☆3のキャラですが、プレイ次第では物凄く火力が出せるキャラなのです

岡田:
想定通りでもありますし、やっぱり、タイムアタックってなると、最後は本当に1秒、コンマ何秒の争いになってきているので。「ここらへんのキャラやパーティでランクインするかもね」というところは予想していて、最後はゲームプレイのところで、それをどこまで研ぎ澄ますかで差がついていっている印象です。そこに関しては、あまり驚きは無かったという感じですね。

―― 流石ゲームマスターですね(笑)。「ディアボロス」って、「虚無」という攻撃がすごく嫌なんですけど、あれをくぐり抜けてクリアできるというのは、個人的には衝撃でした。

岡田:
皆さん本当に、元々☆5のキャラ以外で、元々☆4や☆3のキャラクターたちでの編成もけっこう幅広く考えてくださっていました。そこでしのぎを削っていただいているので、非常に面白い組み合わせと、面白いゲームプレイが見えているなと感じましたね。また、「虚無」は確かに嫌らしい攻撃ではあると思いますが、「虚無」という環境でこそ活躍できるキャラというのもいますので、普通の環境下では見られないようなキャラの活躍も見ることができました。

―― また、今後のエンドコンテンツとしては「原初の五竜との戦い」が実装されるということですが。

岡田:
そうですね。これは12月ぐらいにリリースする予定なので、そのときに詳細が伝えられればなと思います。

―― 「ディアボロス超級」や「アギト絶級」と比べて、どれぐらいの難易度になりそうでしょうか。

岡田:
「ディアボロス超級」と「アギト絶級」も、それぞれの難しさがあるので、一概には言えません。プレイイングとしては「アギト絶級」が一番難しいと思いますが、リリースしてからのお楽しみという形でお願いします。

―― ザ・エンドコンテンツですね。イメージ的には、真ドラゴンがさらに強くなったみたいな感じなんでしょうか?

岡田:
真ドラゴンとはぜんぜん別な感じの戦い方になりますね。

―― 詳細は、まだ訊かない方がいいですね。

岡田:
はい(笑)。いまバトルを詰めていっている最中ですので。

―― ちなみに「原初」というと、すでに過去のイベントで登場した「ミドガルズオルム・ゼロ」みたいなドラゴンのことでしょうか。

岡田:
そうですね。あの姿が「原初の姿」であって、それぞれ五竜も、そういう別の「原初の姿」があるという形です。それが徐々に公開されていくイメージですね。

―― それは胸熱ですね! また続報を楽しみにしたいと思います。

(オマケ)まさかの恒常化!「聖城ワンダフルデイ」についても、裏技(?)を伝授していただきました

―― 「聖城ワンダフルデイ」を恒常化していただけたのは、3周年までの出来事としても「まさか」という印象でした。あのモードについて、綺麗に写真を撮るコツなどはありますか?

岡田:
あれは、自分が操作する犬に、キャラやドラゴンが付いてくるという形になっています。撮るときにもカメラをいろいろ回していただき、まずはなるべく中央や、別の木などが無いところで撮影するといいかなと思います。上手い人は、そういうところも想定した上でカメラを回して撮られている方もいらっしゃいますが。

―― 個人的に、なかなか思い通りに撮れず、苦労しながら遊んでいました(笑)。また、キャラによっても、例えばナームを連れていくと、キャラの状態ではなく、さらに大きく変身した状態で出てきてしまって……あれは、そういう仕様なんでしょうか。

岡田:
ナームはドラゴンを装備していなければ、キャラの状態で出てきますね。

―― あ、そうなんですね! 知らなかったの僕だけかもしれませんが、やってみます(笑)。そういう情報をSNSでシェアしながら、どんどんやっていくのも楽しいかもしれませんね。


↑ということで、キャラ状態のナームの撮影に成功!ドラゴンを装備すれば、大きいサイズのナームともじゃれ合うことができました

ドラガリアロスト 公式サイト

©Nintendo / Cygames

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