ニンテンドーゲームキューブ発表会で公開されたデモ用ソフト『マリオ128』を振り返る

ニンテンドーゲームキューブ発表時に公開された『マリオ128』というデモ用ソフトをご存じでしょうか?「ニンテンドードリーム」に掲載された、当時の貴重な画面写真とともに紹介します。
128体のマリオがわちゃわちゃするデモ用ソフト
『マリオ128』は、一般発売されたゲームソフトではなく、2001年8月に行われたニンテンドーゲームキューブ発表時に公開されたデモ用のソフトです。
その名の通り、128体のマリオが登場し、フィールド上を自由に動き回るとてもユニークなもの。大勢のマリオがわちゃわちゃする中、地形を変えたり、マリオをトゥーン調に変えたりすることができ、ニンテンドーゲームキューブの性能をアピールするのに一役買いました。

よく見ると寝ていたり、ほかのマリオを転がしたりと、自由奔放に動き回るマリオたちがかわいいですね。
今となってはそんなに珍しくないかもしれませんが、当時はこれだけの数のキャラクターが同時に映し出され、個別に動く光景はとても衝撃的なものでした。


デモ映像の流れ
デモ映像は、126個のブロックで構成されたドットマリオのシーンからスタート。ブロックの下から次々とマリオが現れ、ブロックを落としたりほかのマリオを転がしたりします。この際、処理や地形を変えることも。最後は、マリオたちがピザの具にされ、ゲームキューブ本体に収納されておしまい、となります。




はじめにも書いた通り、このソフトはあくまで発表会のデモとして作られたもの。
ですが、たくさんのキャラクターを動かす技術は、後の『ピクミン』の開発にも活かされています。
(ライター kikai)
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