【ニンドリ3月号連動】『Ikenfell(アイケンフェル)』ローカライズのステキなこぼれ話

2000年代あたりの和製RPGに影響を受けて製作されたというインディータイトル『Ikenfell(アイケンフェル)』。
現在発売中のニンドリ2022年3月号では、日本語ローカライズを担当した会社・ハチノヨンの翻訳チームからうかがった「ローカライズ秘話」を掲載しています。
ここでは、誌面に掲載しきれなかったエピソードをご紹介します。ニンドリ本誌と合わせてお楽しみください!

重要な歌詞がカラオケのように流れる!?

本作には、登場キャラクターの個性を表現したヴォーカル曲が何曲かフィーチャーされています。ある場面では、デモシーンの中で英語の歌が流れるのですが、歌詞がストーリーの中で重要な役割を担っているため、プレイヤーに歌詞内容を理解してもらう必要がありました。そこで、曲が流れるとき画面に訳詞を表示できるよう、原作の開発者シェビーと協力して英語版にはない工夫を加えました。
単に日本語字幕を表示するだけでは静かで深みのある歌の雰囲気に合わなかったので、メロディーに合わせて左右に字幕が流れていくような表示方法にしました。この見せ方は、『幻想水滸伝II』のオープニングが着想の元になっています。これを見て日本のYouTuberさんがカバーして歌ってくれることを楽しみにしています!

美しいメロディに合わせて素敵な歌声が聞こえます。ゲームの中でも重要なシーンのひとつです

 

『Ikenfell』とは?
システムはオーソドックスなタイプのRPG。フィールドを進んで敵と遭遇したらバトルに突入します。バトルはシミュレーションRPGのように行動するタイプ。  物語は、魔法を持たない「マホウレス」の主人公・マリットが、姿を消した姉を探しに魔法学院「アイケンフェル」へ向かう場面から始まります。学院に起きた異変は姉のしわざ? 姉の同級生たちとも協力して、隠された謎を解き明かします。

My Nintendo Store 『Ikenfell』販売サイト
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000048642.html

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