ベレト/ベレス(「ファイアーエムブレム」シリーズより)【任天堂図鑑】

灰色の悪魔と呼ばれた流浪の傭兵。『ファイアーエムブレム 風花雪月』の主人公、ベレト/ベレスについて紹介します。
目次
[ハード略称] Nintendo Switch=Switch、スマートフォン向けアプリ=アプリ
プロフィール/基本情報
『ファイアーエムブレム 風花雪月』の物語の主人公であり、プレイヤーの分身でもあります。ベレト/ベレスはそれぞれの姿のデフォルトネームで、名前や誕生日は自由に変更・設定することが可能です。





父ジェラルトの傭兵団の一員として、フォドラの大地を転々としながら暮らしていました。凄腕の傭兵である父からの薫陶を受け、戦闘能力や味方を指揮する能力に優れています。感情に乏しく、表情ひとつ変えずに戦場で敵を屠る様子から「灰色の悪魔」とよばれ畏怖されています。しかし実際は、人助けを趣味とするような誠実で義理堅い性格の持ち主です。とあるきっかけで突然貴族の子息たちを教え導く士官学校の教師となった後も、教会の人々や生徒たちの期待に応えようと奮起します。
フォドラで広く信仰されているセイロス教から遠ざけられて育った稀有な存在で、他人との交流も希薄だったことから、世界情勢や教会の教えに疎く、世間知らずな面もあります。また、千年以上前に存在した英雄“解放王”ネメシスにしか扱えなかった英雄の遺産「天帝の剣」を扱えたり、同じく解放王のみが持っていた「炎の紋章」をその身に宿していたりと、本人すら知らない謎を多く抱えています。
詳細プロフィール
◆マークの付いた項目は追加コンテンツ「煤闇の章」での情報です
初期兵種 | 平民 |
個人スキル | 師の導き:自分と自分に隣接する味方の入手経験値が1.2倍になる |
紋章 | 炎の紋章:武器攻撃・魔法攻撃・戦技時、20%の確率で与えたダメージの30%回復 さらに30%の確率で反撃されないまたは威力+5のいずれかを発動する |
誕生日 | 初期設定で変化 |
年齢 | ??歳 |
身長 | ベレト:175cm / ベレス164cm |
趣味◆ | 人助け、人の話を聞くこと |
好きなもの◆ | 剣、笑顔、信頼に応えること |
嫌いなもの◆ | — |
肩書き | ガルグ=マク士官学校の教師 |
経歴 | ????年:ジェラルトの子に生まれる。 1180年:ガルグ=マク士官学校の教師として抜擢される。 |
第二部プロフィール(クリックで表示/ネタバレ注意!)
肩書き | 帝国ルート(銀雪の章):新生軍の指導者 王国ルート(蒼月の章):王国軍の協力者 同盟ルート(翠風の章):同盟軍の協力者 覇王ルート(紅花の章):黒鷲遊撃軍の指導者 |
経歴 | 1180年:ガルグ=マクの戦いで行方不明になる。 1185年:谷の底で目を覚まし、ガルグ=マクに現れる。 |
初登場作
ファイアーエムブレム 風花雪月 (2019年/Switch)
ベレト(ベレス)が父ジェラルトとともにとある村に滞在中、盗賊に追われている士官学校の級長たちと遭遇。敵の凶刃からエーデルガルトを救おうと咄嗟に身を挺したことが引き金となって、自身の頭に住まう謎の少女「ソティス」と言葉を交わせるようになり、さらに時を巻き戻す不思議な能力「天刻の拍動」を手に入れます。
そして、この襲撃事件をきっかけに父ともどもガルグ=マク大修道院に招かれ、大修道院併設の士官学校の教師に抜擢されることに。3つの学級から担当学級を1つ選び、教え子たちを鍛え導いていくこととなります。



ベレト(ベレス)は、ユニットとしても「灰色の悪魔」の名に恥じぬ高い能力の持ち主です。剣・格闘術・指揮の技能が得意で苦手な技能がなく幅広い兵種に就くことが可能なうえ、才能開花で「信仰」も得意になるため、ふだんは前線で戦いつつとっさの回復役も担える万能型のユニットと言えます。指揮の技能が高いことや魅力の能力値および成長率がトップクラスな面からは、指導者としてのカリスマ性も感じられます。教師という職業は彼(彼女)にとって天職だったのかもしれません。
三つの国の未来を背負う子息たちが士官学校に一同に会したこの年は、炎帝や死神騎士など裏で暗躍する謎の人物たちや、不気味な術を使う“闇に蠢く者”たちにより、各所で事件が勃発。セイロス聖教会を取り巻く情勢は不穏な空気に包まれていました。
ベレト(ベレス)は自学級の生徒たちを指導し鍛えつつ、教団や人々の平和を脅かす敵と戦っていきます。就任当初は慣れない教師業や、初めて触れる各国の情勢・貴族社会についてなど、わからないことだらけの生活を過ごしていましたが、級長や生徒たち、教会の関係者たちなど多くの仲間に支えられ、ベレト(ベレス)自身も成長していきます。


さらに、自身と同年代であり多感な生徒たちと交流していくにつれ精神面にも変化があらわれます。最初は生徒から訝しがられるほど表情に乏しかったのが、徐々に笑顔や憤りの表情を見せるようになるなど、人間らしい感情が表に現れるようになっていきました。そうした変化は、ベレト(ベレス)と生徒たちとの絆をさらに深めるきっかけにもなります。



長い士官学校生活で、たしかな信頼関係と固い絆を築いたベレト(ベレス)と生徒たちは、「5年後、ガルグ=マク大修道院が創立1000年を迎える千年祭の日に、再びこの地に集まろう」と約束を交わすのでした。

士官学校生活の後半で…(クリックで表示/ネタバレ注意!)
フォドラ各地で起きるさまざまな事件を解決していくベレト(ベレス)と生徒たち。しかしとある課題の途中、同行していた父ジェラルトが闇に蠢く者の不意打ちに逢い、命を落としてしまいます。

失意のなかベレト(ベレス)は生前に父が残した言葉に従い、彼の日記帳を開きます。そこにはベレト(ベレス)が生まれる前、大司教レアが自身になにか細工をしていたらしいこと、生まれた時から産声ひとつ上げず、心音も聞こえない子供だったこと、そしてレアを怪しんだ父がこっそり赤子の自分を連れて教会を離れたという事実が書かれていました。
自身の出生についての謎が深まるなか、闇に蠢く者たちの情報を掴んだベレト(ベレス)と生徒たちは父の仇を討つため出陣。一時は罠にはまり闇の空間に閉じ込められるものの、ソティスと完全に融合することで空間を破って脱出し、ついにソロンやクロニエを討ち取ることに成功します。




その後、ベレト(ベレス)たちは大司教レアに導かれ、修道院の地下にある聖墓へ。しかし、そこを帝国軍が急襲します。帝国軍を指揮していたのは、黒鷲の学級の級長であるエーデルガルト。学友として士官学校でともに過ごしたエーデルガルトこそが、闇に蠢く者たちと共謀していた炎帝その人だったのです。聖墓から紋章石を略奪しようとする帝国軍およびエーデルガルトと、それに対峙するベレト(ベレス)と黒鷲の学級の生徒たち。暴挙を阻止しエーデルガルトを追い詰めると、レアは彼女を殺すように命じます。


《帝国(銀雪の章)/王国(蒼月の章)/同盟ルート(翠風の章)》
エーデルガルトは従者ヒューベルトとともに聖墓から逃亡。アドラステア帝国に戻ったのち、新たなる皇帝として「セイロス聖教会は教義を利用してフォドラを支配する偽善者である」と主張し、教団とそれに与する貴族たちに対して宣戦布告を行いました。帝国の大軍勢が大修道院に迫り、ベレト(ベレス)と生徒たちは母校と、フォドラ全土の平和を守るために戦うことを決意。その直前、レアはベレト(ベレス)に対し、「自身に何かあった時、すべてを託す」と告げます。

エーデルガルトや帝国軍を相手に善戦する一同でしたが、全兵力を投入した相手の圧倒的な数の力に耐えきれず、大修道院は陥落。ベレト(ベレス)は戦いのさなかに崖から転落し、行方不明となってしまいます。




《覇王ルート(紅花の章)》
レアにエーデルガルトを斬るように命ぜられたベレト(ベレス)。しかし、選んだのは1年の苦楽を共に過ごしたエーデルガルトを守る道でした。レアはベレト(ベレス)を失敗作と呼び、断罪しようと“白きもの”…人ならざる真の姿を現します。


聖墓から脱出したエーデルガルトとベレト(ベレス)、そして彼(彼女)に付いてきた黒鷲の学級の生徒たちは、新皇帝となったエーデルガルトによる「獣の力を使い、歪んだ形で人々を支配している教団を倒し、人の世を築く」という思想に賛同。ベレト(ベレス)が率いる皇帝直属の遊撃軍「黒鷲遊撃軍(シュヴァルツァアドラーヴェーア)」として大修道院を襲撃する帝国軍に加わることになります。
ガルグ=マクの中心地へと出撃し、レアや教団の面々と熾烈な戦いを繰り広げる一向。追い詰められたレアは再び白きものの姿に変貌し、ベレト(ベレス)に襲い掛かりました。その攻撃によってベレト(ベレス)は崖下へと転落し、行方不明となります。


5年後は…(クリックで表示/ネタバレ注意!)
《帝国ルート(銀雪の章)》
ソティスに似た謎の声に導かれるように目覚めたベレト(ベレス)。そこは大修道院の麓の村でした。そして助けてくれた村人の言葉から、自身が眠っている間に大修道院の襲撃からすでに5年が経過していることを知ります。
突然の時間経過に戸惑いつつ、「千年祭の日、大修道院で再び集まろう」という生徒たちとの約束を思い出し、大修道へ向かうベレト(ベレス)。そこで出会ったのは5年のうちに成長した皇帝エーデルガルトでした。エーデルガルトは再度主人公を帝国へ誘うものの、戦乱を巻き起こす彼女のやり方に賛同できないベレト(ベレス)はこれを拒否。剣を交えたのち、エーデルガルトは別れを告げて、修道院から姿を消しました。

その後、ベレト(ベレス)はセテスやアロイスといったセイロス騎士団の面々や、祖国や実家を出奔して大修道院へとやってきた黒鷲の学級の生徒たちと約束通り再会。セテスはレアが残した言葉に倣い、ベレト(ベレス)に皆を導いて帝国を打ち倒すよう懇願します。一同はベレト(ベレス)と彼(彼女)が宿す“炎の紋章”の軍旗を独自の新生軍として挙兵。世界の秩序と平和を取り戻すため、そして自身と同じく5年前の戦いで行方不明になったというレアを探すため、ベレト(ベレス)はかつての教え子との熾烈な戦いに身を投じていくこととなります。



《王国ルート(蒼月の章)》
長い眠りから覚めたベレト(ベレス)はその足で廃墟となったガルグ=マク大修道院へ。そこで再会したのは、祖国を奪われ忠臣をも失い、エーデルガルトへの強い憎悪によって突き動かされる復讐鬼へと変貌してしまったディミトリでした。その後、ディミトリの噂を聞きつけた元王国将兵のギルベルトや、約束を守って大修道院へとやってきた青獅子の学級の仲間たちとも再会。一同はガルグ=マクを拠点とする新生王国軍として挙兵することを決意します。政変で混迷する王国領に憂いを残しつつも、一刻も早い復讐を望むディミトリの意志を尊重して帝国への進軍を開始するのでした。


復讐に駆られ、帝国軍を容赦無く殺めようとするディミトリを案じるベレト(ベレス)は、ことあるごとに彼に寄り添おうとします。最初はまったく耳を貸そうとせず、妄執に囚われていたディミトリ。ですが、帝国軍・同盟軍と三つ巴の乱戦となったグロンダーズ平原にて、命懸けで彼を守ったロドリグが最期に残した言葉がディミトリの心に一筋の光をもたらします。

ディミトリは、幼い時「ダスカーの悲劇」にて目の前で多くの近しい人々を殺され、無実と知るダスカーの民の惨殺を止められなかった非力な自分を、そして今もまた多くの者の犠牲によって自身が生きていることを許すことができずにいました。死者に報いるためだけに9年もの間生きてきたというディミトリ。ベレト(ベレス)はそんな彼に「己の信念に従って生きる」生き方を示し、手を差し伸べます。




血の通った、ベレト(ベレス)の温かい手を取ったディミトリは、ようやく自分を許し自分の信念のために生きることを決意。帝国派の支配に苦しむ王国の民を救うため、一同は王都フェルディアへと進軍します。

《同盟ルート(翠風の章)》
大修道院陥落から5年後、千年祭の日。廃墟となっていた大修道院へ向かったベレト(ベレス)を待っていたのは、彼(彼女)の生存と再会の約束を信じてこの地へとやってきたクロードでした。

さらに5年前の約束を守り、金鹿の学級の生徒たちが大修道院へと集結。さらにレアを捜索していたセイロス騎士団も帰還します。これを好機とみたクロードは、大修道院を拠点として挙兵し、帝国へ反旗を翻すことを提案します。セイロス教の大司教であるレアに後事を託されていたベレト(ベレス)は、セテスらセイロス教団員やセイロス騎士団の代表という立場でクロードの提案を飲み、結託することになります。ベレト(ベレス)を旗印とした「新生軍」を編成したクロードは、ダフネル家のジュディットなど反帝国派の同盟諸侯と連携をとりつつ、帝国への反撃を開始します。


同盟領と帝国領を繋ぐ要所であるミルディン大橋の占拠に成功した新生軍。クロードはベレト(ベレス)の大司教代理という立場を利用し、親帝国派だった諸侯からも兵員と物資を受け取ることに成功するなど、さまざまな策で戦いを進めていきます。そうしたなかでクロードはベレト(ベレス)に対し、フォドラに生まれながらもフォドラの慣習に染まらず、偏見を持たない彼(彼女)とともにフォドラの中と外とに関係なく人々が集い笑い合える世界を実現したいという野望を明かしました。
野望を成就するため、まずはフォドラの平穏を取り戻す…ベレト(ベレス)とクロードは「世界の夜明け」のための戦いに身を投じて行きます。





《覇王ルート(紅花の章)》
5年の長い眠りから目覚めたベレト(ベレス)はガルグ=マク大修道院へと向かい、そこでエーデルガルトとかつての黒鷲の学級の生徒たちと再会を果たしました。生徒たちの強力な道標となりうるベレト(ベレス)が復活し、5年間膠着していた戦局を動かす千載一遇の好機を得たエーデルガルト。黒鷲遊撃軍を再始動し、かつては同じ学校で過ごした王国や同盟の学友たちをも敵に回す覚悟のもと、偽りの女神を倒すための戦いに打って出ることにします。すべては偽りの女神を奉じ紋章や貴族中心の秩序を強いるセイロス教を打破し、人による人のための世を実現するため…ベレト(ベレス)とエーデルガルトは覇道を突き進みます。



主な出演作
キャラクターのターニングポイントとなった作品、大きな活躍をした作品など、特筆すべき作品をいくつかピックアップします。
無表情だが人情味のある心の持ち主。生徒を心から想う、教師の鑑!
ファイアーエムブレム 風花雪月 (2019年/Switch)
「プレイヤーの分身」という側面も持つからか自ら発言することは少ないですが、他者のセリフや会話シーンでの選択肢・支援会話などから、ベレト(ベレス)の人となりを垣間見れます。
たとえば、すきなものが「信頼に応えること」とあるように、教師として生徒を庇ったり、座学が苦手な生徒にも寄り添って指導するなど、期待と信頼に応えるため教師らしい言動や振る舞いを心がけている様子が見られます。
また、基本的に無表情ではありますが、花を見て「綺麗な花」と称したり、ときには冗談めいた返しをすることもあり、表に出づらいだけで感性は他の生徒たちと同じように豊かなようす。



自分の年齢を知らず、それを疑問にも思っていなかったことから、自身に対して無頓着な面もあるようです。しかし他人に対しての観察眼は優れており、頑張りすぎている生徒をいち早く咎めて心配したり、誰も気づいていないことにいち早く気がついたりも。「野生のカン」とも取れるその鋭さは、個性豊かな生徒たちを指導するのにも大いに役立っているようです。



またディミトリから食べっぷりを賞賛されるなど、見た目と異なりなかなかの大食漢でもあるようす。
「謎の紋章を宿す」「心臓が動いていない」「5年経っても容姿がまったく変わらない」など出自や半生に謎が多い人物ですが、とある章(ルート)の終盤ではフォドラの歴史の謎とともに彼(彼女)の出生の秘密も徐々に明かされていきます。また、本編発売から約半年後に配信された追加コンテンツ「煤闇の章」では、それまでは詳細が語られていなかった母親シトリーの人物像やジェラルトとの馴れ初めなどについても描かれました。両親のことをよく知る人物からは、たびたび父や母に似ている部分を指摘されています。



教師にならず凄腕の傭兵として戦場を駆ける「もう一つの道」が描かれる
ファイアーエムブレム無双 風花雪月(2022年/Switch)
フォドラであり得たかもしれないもう一つの物語を描く本作では、今作の主人公となる天涯孤独の傭兵「シェズ」に立ちはだかる強敵として登場。とある任務にてシェズが所属していたベルラン傭兵団とジェラルト傭兵団が対立し、ベレト(ベレス)は団長であるベルランやほかの傭兵たちを容易く討滅。ベルラン傭兵団を壊滅へと追い込んだことで、シェズに「いつか倒すべき宿敵」として意識されることとなります。
また、『風花雪月』では盗賊に襲われていた3人の級長を救うことで士官学校に招かれましたが、こちらの歴史ではシェズが3人と出会ったことで、ベレト(ベレス)の運命も大きく変化。エーデルガルトたちが士官学校で過ごす間も、そしてその2年後に帝国が教団に対して宣戦布告を行い戦乱の世が始まった後も、教会と関わることなく傭兵として父とともに各地を転戦していました。



シェズと3つの学級の生徒たちがフォドラを巡る戦乱を戦い抜くなか、ジェラルト傭兵団とベレト(ベレス)は敵国に雇われた傭兵として、幾度となくシェズたちの前に立ちはだかります。そして幾度目かの戦いの際、シェズに追い詰められたことをきっかけにベレト(ベレス)の中に眠っていた“はじまりのもの”ソティスが覚醒し、初めて会話を交わすこととなりました。ソティスはシェズとその中に眠る人格「ラルヴァ」を倒すため身体を明け渡すよう迫りますが、ベレス(ベレト)は拒否。夢から覚めたのちは『風花雪月』の際と同じく、頭の中でソティスと共存しながら傭兵稼業を続けています。
そして世界の情勢が刻一刻と変わる中、ベレス(ベレト)とシェズの因縁も、とある人物の生死をきっかけに大きく形を変えていくこととなります。





第二部以降で…(クリックで表示/ネタバレ注意!)
本作ではそれぞれの章の特定のエピソードにおいて、プレイヤーが取った行動によりルートが分岐。ジェラルト傭兵団やベレト(ベレス)と最後まで敵対関係となるルートと、ジェラルトやベレト(ベレス)が仲間となるルートの2つが存在し、ストーリー展開も大きく変化します。
《敵対ルートの場合》
戦いの最中、ジェラルトとシェズの2人が激突。激しい戦いののち、ジェラルトはシェズに討ち取られ戦場にて命を落とすこととなります。傭兵として生きる以上、死は付きもので仕方がないことと割り切ろうとするベレト(ベレス)でしたが、ソティスの「わしに体を寄越さば、復讐など容易いぞ」という言葉を受け、傭兵団をアロイスに任せて離脱。その後、ベレト(ベレス)はソティスに体と心を支配された状態で、シェズの前に姿を現します。



《加入ルートの場合》
雇い主を失うなどしてシェズたちに敗北したジェラルト傭兵団は降伏を宣言。その時、仲間の機転によってジェラルト傭兵団を自軍に雇用する提案が出されます。シェズも彼らの実力を身をもって知っていることから、この提案に賛同。過去の因縁は互いに水に流し、心強い味方としてジェラルトやベレト(ベレス)を受け入れました。しかし、シェズの中の「ラルヴァ」はその決断について、否定はしないものの思うところがある様子。



その後、ベレト(ベレス)は仲間として少しづつ打ち解けつつ、ともに戦争を戦っていくことになりますが…戦争の終結も間近となったとある戦場にて、心と体を操られたシェズから不意の襲撃を受けることになります。

ちなみに、本作『無双 風花雪月』では、『ファイアーエムブレム 風花雪月』に比べてベレト(ベレス)のセリフや会話シーンが多く発生。なかでも「遠乗り」では本人にさまざまな話を聞いたり質問したりできるため、よりベレス(ベレト)の人物像を深堀りできます。さらに、『ファイアーエムブレム 風花雪月』では発生しなかった父ジェラルトとの支援会話が発生。母シトリーの話や傭兵として支え合いながら生きる親子の交流が描かれ、改めて二人が深い絆と愛情で繋がっているのがわかります。

さまざまな未来を歩んだ姿が、異界で一堂に会する! 四季折々の季節の装いも披露
ファイアーエムブレム ヒーローズ(2017年/アプリ)
2019年7月、『ファイアーエムブレム 風花雪月』の発売に先駆けて「傭兵上がりの教師 ベレト」「傭兵上がりの教師 ベレス」として初参戦。本編よりも早く仲間にでき台詞を聞くことができたため、当時シリーズファンの間で話題となりました。
また、『ファイアーエムブレム 風花雪月』では2つの姿からどちらかを選ぶ形でしたが、『ヒーローズ』では「ベレト」「ベレス」というデフォルトネームで、それぞれが別のユニットとして登場。以降も「ベレト」「ベレス」はそれぞれ別人として、季節の装いも含めさまざまな姿を披露しています。
傭兵上がりの教師 ベレト

傭兵上がりの教師 ベレス

傭兵上がりの教師 ベレス(神装英雄)2025年3月実装

神装英雄:神装(スキン)を入手することで、対象の英雄を神装英雄に変更できる。神装を入手した英雄は新衣装(新ミニキャラ)、新ボイス、ステータス上昇などの特典が得られる。神装はアスク王国やニフル王国など『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の世界をモチーフとした衣装になっている。
フォドラを導く者 ベレト(伝承英雄)2021年6月実装

フォドラを導く者 ベレス(伝承英雄)2021年12月実装

覇天顕照 ベレス 2022年8月実装

主に導かれし者 ベレス(比翼英雄)2020年7月実装

師資流転の宿運 ベレト 2023年1月実装

雪原を駆ける指導者 ベレト 2023年12月実装 ※後衛としてベレスも登場

復讐を誓いし器 ベレス 2023年5月実装

※出典元は『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』
収穫祭が繋ぐ魂 ソティス(比翼英雄) 2021年10月実装

※後衛としてベレトが登場
意志を継ぐ双剣 マリカ(双界英雄) 2025年1月実装

※後衛としてベレスが登場
出演作一覧
本人が出演している作品をまとめました。末尾に★があるのはプレイアブルとして登場する作品です。
☆=紋章士として登場
※絵のみ、帽子などパーツのみの場合は含めません。リストは2025年4月現在のものです
『ファイアーエムブレム』シリーズ
ファイアーエムブレム 風花雪月 (2019年7月26日発売/Switch)★
ファイアーエムブレム ヒーローズ(2017年2月2日配信開始/アプリ)★
ファイアーエムブレム無双 風花雪月(2022年6月24日発売/Switch)★
ファイアーエムブレム エンゲージ (2023年1月20日発売/Switch)☆ ※追加コンテンツ「エキスパンション・パス」で登場
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(2018年2月7日発売/Switch)★ ※2020年1月29日配信の追加コンテンツで登場
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