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【レビュー】『マリオテニス フィーバー』テニスってここまでできるんだ! “マリオ×テニス”の新たな可能性を感じた、完成度の高い一作

2月12日(木)に発売される、Nintendo Switch 2 ソフト『マリオテニス フィーバー』。
「マリオテニス」シリーズをすべて遊んできたマリオ大好きライター・kikaiが、先行プレイレビューをお届けします。

結論から言うと、より遊びやすく、そしてよりマリオらしく。シリーズ9作にして、確かな進化を感じさせる完成度の高い一作です。

より丁寧に作り込まれた「マリオのテニス」

遊んでみてまずはじめに思ったのは、遊びやすい! ということ。
「マリオテニス」シリーズはテニス初心者でもとっつきやすく、簡単操作で多彩なショットを打ち分けられるのがウリですが、本作はより細か~いところまで丁寧に作り込まれており、基本はそのままにさらに遊びやすくなっている印象を受けます。

自分は『マリオテニス64』から、シリーズをすべてリアルタイムで遊んできました。
しかし、テニスという競技自体にちょっと苦手意識があります。飛んでくるボールに対処できないんですよね…。

ですが、本作は(従来のシリーズと比べると)ボールが大きく、ショットによる弾道のエフェクト(色)も派手になっているので、ボールの軌道がわかりやすい! ボールもツートーンカラーがベースになっているので、回転方向がわかりやすくなっています。
さらに、アクションとして「とびつきショット」や、滑りながら移動する「スライドフットワーク」などが追加され、ボールを拾いやすくなった気がします。
楽しい! 苦手意識のあった自分でも、ラリーが続く楽しさがわかるぞ…!

ショットの音も気持ちいいんです

また、プレイ時の視点が低くなっているので“テニスしてる感”がアップ。臨場感のある画角がラリーの楽しさに拍車をかけてくれます。今までのシリーズを遊んできてなお、新鮮な気持ちでテニスが楽しめるとは!
ちなみに、カメラはトップビューも選べます。こちらは従来のシリーズに近い画角ですね。

ノーマルビュー
トップビュー

初心者にはちょっとわかりづらいテニス独自の得点システムも、アイコンが付いてわかりやすく。
また、「おてがる」ルールでは、いわゆるタイブレーク形式の7ポイント先取制で遊べるようになっています。

数字の下にボールアイコンが。あと何回点を取ればいいのかわかりやすい

『マリオテニス フィーバー』は、こういった細かい配慮が、随所に行き届いているんです!

ちょっと余談ですが、キャラクターやラケットといった隠し要素の出現方法がゲーム内でわかるようになっています。こういった点もまた、親切ですね。

フィーバーショットの攻防がアツい!

テニスの楽しさを一層引き立ててくれるのが、今作の新要素であるフィーバーラケットの存在。
特別な効果を持つラケットで、ゲージを溜めて“必殺ワザ”のような一撃・フィーバーショットを放てるというもの。その効果は30種類!


ラリーからフィーバーショットを使われると、急に緊張感が高まります。
ノーバウンドで打ち返すと効果を相手に返せるので(種類によりますが)、ネット際の攻防が白熱。ボールをこっち側に落とさせてなるものか! と、激しい打ち合いになります。
フィーバーショットによって試合の流れが変わるので、メリハリのある展開が楽しめます。


そしてもうひとつカギとなるのが、キャラクターにHPがあること。
フィーバーショットに当たるとHPが削られていき、0になるとロス(ダブルスの場合は一時休憩、シングルスの場合は一時的に足が遅くなる)になります。コートにジャマが入っても闇雲に動き回ればHPが減ってしまうでの注意。
フィーバーショットを返せばカウンター、返し損ねるとコートにジャマ物&ダメージを受ける、このリスクとリターンのバランスが緊張感を生む良い塩梅となっています。

ダブルスの場合、HPが0になるとコート外で一時休憩(画面左)

フィーバーショットからジャマ物がコート上に散らばるわちゃわちゃ感、予想外なハプニングが生まれるゲーム展開はなんともマリオらしく。
ダブルスならそれぞれが異なるフィーバーラケットを選択できるので、よりカオスな展開が楽しめます。


もちろん、フィーバーラケットを使わない、スタンダードなテニスもできますよ。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』の世界でテニスができる感動

基本的なルールのテニス以外にも、さまざまなモードが用意されています。
ミッションに連続して挑んでタワーのてっぺんを目指す「ミッションタワー」、ピンボールならではのしかけが満載の「ピンボールマッチ」、リングを通してポイントを競うシリーズおなじみの「リングショット」などなど。

ミッションタワー
ピンボールマッチ

中でも、マリオ好きとして強く推したいのが「ワンダーコートマッチ」!

目の前に広がるフラワー城、観客席で応援するポプリン、審判台にいるフロリアン王子、そしてBGMは「草原のテーマ」(原曲)…。
ワ、ワンダーだ…!
あの『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』の世界だ!


ワンダーコートマッチ」では、原作(『マリオワンダー』)に登場したアイテム・ワンダーシードを先に7つ集めた方が勝利、というルール。ポイントを取ればワンダーシードを獲得できます。

「You got a~」も原作通り。細かい

そして、試合が進んでいくとワンダーフラワーが出現!
ボールを当てればあの“ワンダー”が巻き起こります


起こるワンダーは、「パックンマーチ」や「サンバ・デ・ガボン」など、原作でおなじみのワンダー。
ワンダーはいわゆるボーナス状態であり、あちこちに現れるワンダーシードを狙って逆転も可能!
ワンダーシードを取るにはちょっとコツが必要で、位置によってショットを打ち分けたり、フィーバーショットで狙ったりと、テニスの遊びと上手く融合されています。


テニスで『マリオワンダー』を遊んでいる不思議な感覚。
どっちのゲームを遊んでいるのかわからなくなってきます(笑)。


ちなみに、通常のコートはマイクを付けた赤いおしゃべりフラワーが実況を担当しているのですが、この「ワンダーコート」は審判台の前にいる通常の(?)おしゃべりフラワーが担当しています。
セリフも少し違ったりしていて、こういう細かいところ、ボクは好きです。

審判台近くのおしゃべりフラワーが実況(リアクション?)してくれる

ラケットを武器に!? まもの退治へ

もうひとつ語っておきたいのは、ストーリーモード
体調を崩したデイジー姫のために「黄金くだもの」を取りに行くマリオたちですが、“まもの”の力によってベビィの姿にされてしまいます。テニスの力を磨いて“まもの”を退治して、元の姿に戻ることが目的です。


最初はキノコテニスアカデミーでしっかりとテニスの基本を学ぶので、はじめてテニスを遊ぶ人でも安心。
ミニゲームを交えつつショットの打ち分けを1から教えてくれます。ここでも親切さが光る!

ベビィマリオが主役というのも、何だか新鮮
さまざまなミニゲームを通して学んでいきます
随所で絡んでくるベビィワリオとベビィワルイージの“悪ガキ”感も愛らしい

アカデミーを卒業したら、いよいよ“まもの”退治の冒険のはじまり。
道中にはさまざまな戦いが待ち受けています。キラーを打ち返して飛行船に反撃したり、プクプクをショットしてバクバクを攻撃したり、『スーパーマリオ 3Dワールド』にも登場したヘビースネークと戦ったり。
手にした炎やサンダーの力(フィーバーラケット)を駆使して、敵と戦い道を切り開いていきます。


…ええ、これはテニスゲームです
斬新すぎるテニスプレイに、「あれ?これってテニスゲームだったっけ…?」と奇妙な感覚に。
ラケットが勇者の剣か何かに見えてきましたよ。


マリオの世界とテニスの遊び、その落とし込みの上手さに感動すら覚えました。

“マリオ×テニス”の遊びに新たな可能性を見た!

マリオとテニスの歴史は長く、約30年。
制作会社のキャメロットが手がけるシリーズとしては、『マリオテニス64』(2000年/NINTENDO 64)から数えて9作目となります。

スポーツ競技・テニスという下地があり、これだけシリーズを重ねているのにも関わらず、マンネリを感じさせません。
毎回飽きさせない新たな遊びと刺激を提供し続ける、キャメロットさんには感服です。

テニスって、ここまでできるんだ!」という、新たな可能性を感じられました。

(ライター・kikai)

<関連リンク>
▶︎ マリオテニス フィーバー 公式サイト

<製品概要>

■マリオテニス フィーバー
発売日:2026年2月12日(木)
価格:パッケージ版:8,980円(税込)/ダウンロード版:7,980円(税込)
対応ハード:Nintendo Switch 2
▶︎公式サイト

2026年2月12日(木)に発売を控えた『マリオテニス フィーバー』は、店舗ごとに異なる予約特典が用意されています。こちらもチェックしてくださいね!

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© Nintendo/CAMELOT

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