【レビュー】マウス両手操作のバスケは「意外と○○」だった! 『Drag x Drive』オンラインプレイレビュー

Nintendo Switch 2 のマウス操作を使う新感覚バスケゲーム『Drag x Drive(ドラッグ アンド ドライブ)』を先行体験! オンラインプレイレポートをお送りします。
※この記事は追記を予定しています
(レビュアー:ニンドリ編集部ひろぽん)
意外とマウス操作がダイナミック!
8月14日(木)に配信される『Drag x Drive』は、車椅子のような「ビークル」に乗って行う3vs3のバスケゲーム。特徴はなんといっても、Joy-Con 2を左右に持って行うマウス操作です。
筆者は今回が初プレイで、バスケの知識もほぼゼロという完全初心者だったのですが、結論から言えば「知識ゼロでもすんなり遊べて、ゴールもそこそこ決められて超楽しい!」というのが素直な感想です。
仕組みはシンプルで、左のJoy-Con 2がビークルの左車輪、右のJoy-Con 2が右車輪というイメージ。車輪を漕ぐように、両方のマウスを前に滑らせれば前進、左だけを動かせば右に旋回…という感じ。基本操作はチュートリアルでしっかり教えてもらえるし、プレイヤーが集まる「パーク」で存分に練習ができるので安心です。

正直、マウス操作って「繊細」なイメージがあったんですけど、『Drag x Drive』の場合は「ダイナミックで直感的」なのが思っていた以上に新鮮! 個人的には、初めてWiiリモコンに触れたときに似た感覚さえあります。長年マウスを日常的に使ってきましたが、「両手にマウスを持ってガシガシ前に動かす」なんて体験は初めてかも?
操作が直感的なおかげで、画面内のキャラとの一体感もあり、試合が白熱してくるとマウスを持つ手にも思わず力が入ります。最初のうちは力が入り過ぎて腕が疲れてしまうほどでしたが、 慣れてくれば控えめな動きで効率よくプレイできるようになりそうです。
マウス操作にはある程度のスペースが必要ですが、机を片付ける必要はありません。膝の上、太もも辺りでマウスを滑らせる方法でも快適にプレイ可能で、むしろこのスタイルがいちばんラクかもしれません。

椅子に座っているときは膝上、ソファや床に座っているときは身体の横で操作するのがオススメです。基本的にマウスの動きは前後のみで、左右に動かす必要はないので、実はそれほど広いスペースは必要なさそう。ゲーミングチェアなら手すりの上でも操作できるかも?

意外と初心者でもゴールできる!
試合のルールはとてもシンプルで、ボールを相手ゴールのリングに入れるだけ! 相手にぶつかって妨害するのもぜんぜんアリです。
唯一注意すべきは、「攻撃時は14秒以内にシュートしなければならない」という点。14秒を過ぎると相手チームのボールになってしまうので、積極的に攻めていきましょう。

ボールに触れればキャッチでき、L+Rボタンで味方にパス。シュートはボールを持った状態でJoy-Con 2を軽く振るだけでOK。「リングのほうを向いた状態で」、「リングの近くで」、「じっくり構えてから放つ」とシュートの成功率が上がりますが、状況によっては速攻で打つのも重要です。
相手にボールを取られたときは、正面からぶつかればタックルでボールを奪うことができます。正面からでなくとも、勢いよくぶつかれば体勢を崩せることも。相手がシュートしたときは外れることを祈りつつ、リバウントに備えましょう。

選手(ドライバー)は3タイプ。
・オールマイティに何でもこなせる、平均的な能力の「フォワード」
・フィジカルに長けた「センター」
パーク内でメニュー(Xボタン)を開き、「キャラ」の項目を選べばいつでも変更可能です。さらにヘルメットの形や色、プロテクターの背番号などもカスタマイズできます。


初心者には「ガード」がオススメです。加速力を活かして一気にゴールまで突進し、ハーフパイプを使ってジャンプからのシュート! この速攻ムーブが意外と決まります。操作に慣れていないうちは、旋回しやすいガードがいちばん扱いやすい印象です。

もちろんフォワードで臨機応変に立ち回ったり、センターでゴール下に陣取って味方からのパスから確実にシュートを決める戦法もアリ。フレンドと役割分担しつつ、ゲームチャットで連携すればめちゃくちゃ盛り上がりそう…!
意外とトリックが奥深い!
基本操作に慣れてきたら、「トリック」に挑戦してみましょう。トリックを絡めたシュートを決めると、スコアに小数点単位のボーナスが加算されます。この加点が勝敗を左右することもあるので、積極的に決めていきたいところ!
中でもハーフパイプエアは比較的決めやすいトリック。ゴール付近のハーフパイプで勢いをつけて大ジャンプし、空中で旋回すれば成立します。この状態でシュートを決めれば加点されるほか、ハーフパイプ エア中にゴール付近でシュートすればダンクとなり、さらに大きく加点されます。
要するに「ハーフパイプからジャンプしてシュート=トリックシュートになってボーナス!」ってことですね。

他にも、車輪の片方を浮かせるティルティング、連続でティルティングすることでその場でジャンプするバニーホップなどがあります。これらの操作方法も、メニュー画面の「ヘルプ」でいつでも確認可能。

これらのトリックは「必須ではないけれど、使いこなせれば確実に有利になる」という絶妙なバランス。最初のうちはビークルを動かすのに精いっぱいで、なかなか使いこなすところまではいかないかもしれませんが、トリックの存在を知っておくだけでも役立つはず…!

8月9日~11日の3日間でオンライン体験会が開催中!

8月14日(木)の配信に先駆けて、本作の3×3の試合を全世界で先行体験できる『Drag x Drive オンライン体験会 Global Jam』が開催中です。開催期間は以下の通りです。
期間:3日間、各日4時間限定
8月9日(土)19:00〜23:00
8月10日(日)9:00〜13:00
8月11日(月・祝)1:00〜5:00
▶︎ 「Drag x Drive オンライン体験会 Global Jam」
オンライン体験会では、ひとりでも気軽にチームを組んで対戦できるのはもちろん、フレンドといっしょのチームに参加したり、フレンドだけで楽しむこともできますよ。新感覚のバスケゲームを一足早く体感してみてください!
<製品概要>

発売日:2025年8月14日
価格:1,980円(税込)
対応ハード:Nintendo Switch 2
<関連リンク>
▶︎ マイニンテンドーストア – Drag x Drive
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