「ヨカゼ」の世界観を目で、耳で堪能!「ヨカゼミュージアムTOKYO」レポート
インディーゲームレーベル「ヨカゼ」楽曲の室内楽アレンジコンサートと展示を行う『ヨカゼミュージアム』が東京・池袋で開催されました。 レトロ感満載の美しい空間の中で、ヨカゼ作品の数々を目で、耳で楽しめる、ファン垂涎のイベントとなりました!
(レポート/編集アシスタント パンダ)
非日常感溢れるレトロな会場が「ヨカゼ」にベストマッチ!
株式会社room6と株式会社パルコが、インディーゲームレーベル「ヨカゼ」の音楽と世界観を体験できる特別イベント「ヨカゼミュージアムTOKYO」を、2025年12月10日(水)に開催しました。
今年3月に京都で行われ、好評を博した「ヨカゼミュージアム」。東京では重要文化財「自由学園明日館」講堂という名建築を会場として、展示内容や演奏プログラムがさらに充実した形で再来しました!

展示
今回会場となった「自由学園明日館」講堂は、大正〜昭和初期まで学校として利用されていた場所。重要文化財に指定されており、都心にありながら喧騒を全く感じさせない静けさと、古風な雰囲気が魅力です。
展示コーナーでは、窓から木漏れ日が差し込んでいたり、試遊コーナーの机と椅子に会場の雰囲気にマッチしたものを利用していたりと、空間に作品が溶け込んでいるような美しさを感じました。
まるで「ヨカゼ」に登場するゲームのような雰囲気で、来場者がゆっくりと世界観に没入できるような構成が印象的でした。

グッズ
グッズ販売コーナーでは、東京会場で初登場のマグカップや複製原画、LPレコードをはじめとした、数々のグッズが販売されていました。
中にはクッキー缶やコーヒーなど、異色のグッズも!寒い冬も、甘いお菓子と温かいコーヒー、そしてヨカゼのゲームで乗り切れそうなラインナップでした。
レコードプレーヤーからは、本コンサートのためにアレンジされた楽曲を収録したLPレコード「Yokaze Acoustic Collection vol.1 Vinyl Edition」が流れ、会場全体に優しく響いていました。

コンサート
午後6時、夜風を感じられる時間になった頃、室内楽によるヨカゼ楽曲のコンサートが開幕。
編成はピアノ、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとなっており、楽曲ごとに自在に変化していく編成が、ゲームプレイ時とは異なる新しい魅力を引き出していました。
全ての楽曲の編曲は、数々のヨカゼ作品の音楽を手がけてきた椎葉大翼さんによって行われ、生演奏ならではの迫力と温かみが感じられるアレンジとなっていました。
全演目終了後には、撮影タイムや椎葉大翼さんによるサインの場も設けられ、きめ細やかなサービス精神をうかがえた一幕でした。

作曲/編曲者・イベント主催者インタビュー
コンサート楽曲の作曲と編曲を行った椎葉大翼さん、主催の高市さん(ヨカゼ)と石井健斗さん(PARCO GAMES)にお話をうかがうことができました。
今回、会場を自由学園明日館 講堂としたのはPARCO GAMESさんからの提案だそうで、前回京都での会場も元学校(京都国際マンガミュージアム)であったことから、東京にも素敵な元学校の建物があるよ、ということで会場を決定されたそうです。
また、椎葉さんによると、「立派なグランドピアノがあるというのも決め手の一つになります」とのこと。
音楽面では、他の方の曲を椎葉さんが編曲するにあたり、ループ楽曲に自然な終わりを与えることや、少人数編成でも厚みを感じさせることなど、様々な工夫をされているそうです。
「作曲者さんとやり取りを何度も重ねて、作曲者ご本人にとってもファンの方にとっても納得感のある編曲をできるように心がけました」と、真摯にアレンジに取り組まれていることがうかがえました。
特に「狐ト蛙ノ旅」については、「今回フルートの音色が和の笛の雰囲気をよく出せたなと思っていて、そこにご注目いただければと思っています」と、こだわりのポイントが紹介されました。
今後の展開について、高市さんは、現時点で具体的に発表できる予定はないものの、来年から再来年にかけて、これまで温めてきた作品のリリースが控えており、それに関連した取り組みも進めていきたいと語っていました。
また、石井さんは、これまでと変わらずヨカゼとPARCO GAMESの関係性を大切にしながら、今後も協力して活動を広げていきたいと語っていました。また、単にゲームをパブリッシュするだけでなく、インディーゲームの新しい枠組みを共に模索していく考えを示していました。

イベント概要
- 日程:2025年12月10日(水)
- 展示・グッズ販売 15:00~17:00 / コンサート 18:00~20:00
- 会場:重要文化財 自由学園明日館 講堂(東京都豊島区西池袋2-31-3)
- 主催:株式会社room6・株式会社パルコ/PARCO GAMES
<料金>
コンサート 5,000円(税込)
展示・グッズ販売 入場無料
<前売りチケット購入>
livepocket https://t.livepocket.jp/e/ginjo
※注意事項はイベントHP、チケット購入ページを必ずご確認ください。
<当日券購入>
会場の受付でお求めいただけます。
コンサート
インディーゲームレーベル「ヨカゼ」に関連するタイトルの音楽が室内楽編成で演奏されます。全ての音楽の編曲を担当するのは、『World for Two』『From_.』などの音楽を手がけてきた椎葉大翼さんです。
これまでのヨカゼ作品の音楽の数々を楽しむことができそうです!
Yokaze Acoustic Concert – Music directed by Daisuke SHIIBA –
- 会場:重要文化財 自由学園明日館 講堂
- 受付開始:17:00 開演:18:00(終演予定 20:00頃)
- 前売チケット:¥5,000(税込)
<出演>
齋藤 寛(フルート)
白壁 美緒(ヴァイオリン)
小林 明日香(ヴィオラ)
末永 亜裕美(チェロ)
四條 智恵(ピアノ)
椎葉 大翼(作曲・編曲)
hako 生活(トークゲスト)
つよみー(トークゲスト)
豊川 泰行(司会)
<演目>
[ Quintet ]
「Yokaze Museum 2025」
Opening
[ Piano solo ]
「From_.」
前奏曲 -Prelude-
舟歌 -Barcarolle-
円舞曲 -Waltz-
[ Quintet ]
「アンリアルライフ」
Unreal MarchCrazy Eyes
「Recolit」
はじまり -The Beginning-
あの子 -That Girl-
明かり -Light-
「狐ト蛙ノ旅」
狐ト蛙ノ旅 -Kitsune: The Journey of Adashino-
「World for Two」
沼地 -Lagoon-
森林 -Forest-
砂丘 -Sand Dunes-
遺跡 -Snow Ruins-
[ Piano solo – Quartet – Quintet ]
「World for Two」
夢想曲 -Daydreaming-
※途中休憩時間あり。
※イベント内容は予告なく変更される場合があります。
展示
「ヨカゼ」タイトルの試遊コーナーや、原画・設定資料の展示が行われます。
『ピギーワン SUPER SPARK』や『狐ト蛙ノ旅』など開発中のタイトルも会場にて試遊が可能です。
『アンリアルライフ』や『ghostpia シーズンワン』をはじめ、ヨカゼ作品の未公開ラフや設定資料などを含む複製原画の展示も!また、複製原画はそのままグッズとして購入することができます。
※展示内容は予告なく変更する場合があります。
オリジナルグッズ
ヨカゼをイメージしたオリジナル珈琲や、クッキー缶やCD型ミュージックキーホルダーなどのグッズが販売されます。
さらに東京会場では、今回のコンサートのために制作されたヨカゼのアレンジ楽曲を収録した「Yokaze Acoustic Collection vol.1」のLPレコードが新しく登場します。
<ヨカゼミュージアム TOKYO 開催記念リリース商品>

LPレコード『Yokaze Acoustic Collection vol.1 Vinyl Edition』 6,500円(税込)
<ヨカゼミュージアムグッズ>
※画像はイメージです。
※販売グッズは予告なく変更される場合があります。
<主催情報>

「ヨカゼ」は、情緒のある体験を持つゲームをリリースするために立ち上げられました。グラフィック、音楽、テキストの端々やゲーム性という様々な要素が折り合わさり、思わず世界に浸ってしまうような作品をラインナップしています。
「ヨカゼ」はパブリッシャーの枠を超えた新しいインディーゲーム共同体として活動をしています。インディーゲームパブリッシャーroom6を運営母体としていますが、個人開発者や他社のパブリッシングのゲームであっても参画出来るレーベルとして運営しています。
『アンリアルライフ』作者であるhako 生活が「ヨカゼ」のブランドマネージャーとして、レーベルのブランディングやマネジメントを行っています。
公式サイト:https://www.yokazegames.com/
公式X:https://x.com/yo_ka_ze/

PARCO GAMESは、開発支援からパブリッシング、マーケティング、二次展開までを一貫して手掛け、オンラインと実店舗を融合させた独自のプロモーションやメディアミックス展開を推進しております。
特にパブリッシング事業ではインディーゲーム領域に注力し、クリエイターの個性を尊重
しながら新たなゲームカルチャーの創出を目指します。
また、PARCO GAMESはパブリッシングのみならず、ゲームカルチャーに関連する取り組みを総合的かつ多様に発展させながら、事業の推進およびブランド全体としての成長を目指しています。
公式サイト:https://games.parco.jp/
公式X:https://x.com/parco_games
創業以来スマートフォンやNintendo Switch™、Steam®向けのゲーム開発、移植、パブリッシュ事業を行っており、第24回文化庁メディア芸術祭の新人賞を受賞した『アンリアルライフ』をはじめとした、世界観に浸れるゲームを集めたレーベル「ヨカゼ」の運営も行っています。自社開発タイトル『ローグウィズデッド』が好評配信中。
公式サイト:https://www.room6.net/
公式X:https://x.com/room6_pr
<関連リンク>
▶︎『ヨカゼミュージアム TOKYO』特設サイト
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