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ゲームさながらの朗読劇が展開!「バディミッション BOND 大抗争! ミカグラカップ」現地レポ

ゲームさながらのシナリオが熱い。2公演両方見るべし

昼の部と夜の部の2公演があり、現地に行けない人も配信で楽しむことができました。現在もアーカイブを視聴することが可能(10月2日まで購入可)ですので、ネタバレしない程度にお伝えします。
これから見るぞという方は飛ばしていただき、アーカイブ購入を迷っている方は参考にしてください。

なおゲーム本編でのカジノの後にあたるお話のため、アーロンの微妙な心境や、チェズレイのモクマに対する態度などを思い返しておくと、よりストーリーに入り込みやすくなりますよ。

さて、公式サイトでは、見どころについて下記の内容が告知されていました。

<その①>
ゲーム未収録の幻のエピソード『スポーツ街編』の完全ドラマ化! このドラマのための、ゲストキャラクター&キャストも登場!

<その②>
ドラマ中盤から分岐する、昼夜異なるストーリーを用意! どちらの公演も結末まで目が離せない!

<その③>
昼の部はモクマ&チェズレイ、夜の部はルーク&アーロンをフィーチャー。それぞれのバディの魅力をお届け!

このように異なるバディにフィーチャーすることは告知されていましたが、捜査はルーク&モクマ/アーロン&チェズレイ、ルーク&チェズレイ/アーロン&モクマに分かれるシーンもあり、すべてのバディの組み合わせを楽しむことができました。
「こんな能力が必要だから、この場所にはこの人物で来る必要があったんだな」と、まるでゲームをなぞっているかのよう!

ちょっとしたシンキングタイムが用意されたり、「捜査」「潜入」それぞれバディごとに展開したりと、本当にゲームのシナリオを追っている気持ちで楽しむことができました。

もともとこのスポーツ街編は、ゲームの制作初期に作られたシナリオとのこと! ゲーム未収録の幻のミッションと言われていたのは、そういうことだったんですね。もちろん本イベントにあたっても、全編ゲームライターの書き下ろしとのことです。

スクリーン映像も、声優陣の姿に選択肢が合成されるなど、ゲームとイベントが融合した演出となっています!
(キラキラお星様が散りばめられたようなシーンも…!)

エピソードの雰囲気もゲームそのもの。事件の捜査という真剣な目的の中に、笑いあり、あくの強いキャラあり。シリアスな展開と繊細な心理描写あり。
しかもこのタイミングでのキャラクターの心情が描かれるのは、時系列的にも稀有かもしれません。
そして結末は…。

「中盤から分岐する」と書かれているとおり、2公演両方を連続で見ても飽きないどころか余計に気になる展開となっています。
分岐するアドベンチャーゲームのシナリオに、再チャレンジするかのような気分です。
そういうわけで、未視聴の方は昼公演→夜公演の順番で楽しむのがオススメです。…昼にしてはチェズレイが重たいですが、夜の部のバディがどんな絆を見せてくれるかは、両者があってこそ。本編ゲームライターがシナリオを手掛けているということで、まさしく期待を裏切らない内容でした。

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