エレキコミック今立進の「ファミコン カセッ党」|第0回【ファミコン40周年記念コラム】

祝!ファミリーコンピュータ40周年! ということで、Nintendo公式YouTubeチャンネル「ファミコントークショップ コバヤシ玩具店」にも出演中のエレキコミック、今立 進(いまだち すすむ)さんのファミコン連載が始まります。今回は第0回と称して、自己紹介篇です。気軽に読んでくださいね!
そもそもファミコンとはという方はこちらへ。

連載開始の馴れ初めと、ドンキーコング。

どもっ、このたび「エレキコミッ区」から立候補し、ほかの候補が誰も出馬しなかったので人知れず無投票当選を果たしたイマダチです。

自己紹介をしますと「エレキコミック」というお笑いコンビでコントをやり続けて25年。
「ファミコン」こと「ファミリーコンピュータ」から始まり、さまざまなゲームをやり続けて40年。ゲームとコントをやり続けて2023年で48歳、男性。アラフィフながら「決算」を『桃太郎電鉄』でしか知らない「社会不適合健康不良中年」それが私イマダチです。

以後お見知りおきを……さて、言ってることにウソはないんですが、この設定でやり続けるのもしんどいので、ここからは普通に、なんで私が今回このNDWでコラムを書くことになったかの経緯をお話したいと思います。

私はみなさまご存じ、「ニンテンドードリーム」(以下ニンドリ)で、Nintendo Switchのダウンロード専売のソフトを紹介する「ダウンロー堂」というコラムを5年半やらせていただいております。
そちらもぜひ読んでいただきたいのですが、今年の8月、その担当SK井氏(以下S氏)と、打ち合わせという名の普通の飲み会をゲーマーたちの集まる渋谷の秘密の店「84」でやっておりました。

店長も含めて飲んでたんですが、この「84」の店長は界隈では「ちょーかん」と呼ばれ、私も長年懇意にさせていただいており、坂I氏(以下S氏)やニンドリを紹介してくれたのも、ちょーかん。しかも連載タイトルのロゴデザインも、ちょーかんという、私が末代まで足を向けられず、頭も上げられず、寒い日はインナーで恩に着る方(?)。

で、S氏から「WEBでも何か書きませんか?」と言われ、酔いも手伝い「やりますかー!」と盛り上がり、「2023年はファミコン生誕40周年だから、発売された1983年から順に軽い自伝的なのどう?」みたいになりまして。
3人で「おぉー!良いね」なんて言いながら、タイトルの「カセッ党」が決まったと思うんですが、詳しくは失念しました。
この数日後には、ちょーかんからタイトルロゴが送られてきて、あとは私が書くだけという状態だったんですが、なんだかんだで時は過ぎ……早11月。ちょーかんから「アレどうなってんのー?」との問い合わせに、またS氏と「84」に集合。
我々も良い大人なので「今回は打ち合わせをしてから飲みましょう!」と、ちゃんと宿題をやってからファミコンをやる真面目な子供のように話し合い、今に至るわけです。

そこで決めたことは

・月1連載
・ファミコン発売の1983年から1話1年
・その年のソフトの思い出や当時の思い出、テレビや歌などのカルチャーについて書いても良い
・期間はスーパーファミコンが発売される1990年までか、ファミコン40周年が終わる2024年7月まで
・文字数の制限はないので、逆に極端に短い時もあるかも
・原稿の締め切りを設ける

てな感じです。

ラストの「締め切り〜」は、このWEBで連載しつつも現在の更新が止まっている、相方やついいちろうの「僕のゼルダ日記」を見て、私も締め切りがないと書かなくなるなーと思ったからです(笑)。

あっ、あと致命的なんですが、私あんまり昔のことを覚えていなくてですね、エピソードを盛るならまだしも、捏造する可能性もありますので、書かれている内容は全編フィクションだと思って読んでください。
てなわけで、タイトルに準じますと、私イマダチが、どうファミコンと出会い「カセッ党」党首になるのかを読んでいただく連載になれば幸いです。

次回から1話1年で書かせてもらおうかと思っているんですが、2024年、新年一発目はファミコンが発売された1983年。イマダチは小2の頃。
ちなみにこの年、わたしファミコン持ってません(笑)。何書きゃいいんだー!!!

……とにかく驚いたのは本体と同時発売の『ドンキーコング』でしたね。

1983.7.15発売 3800円
現在Nintendo Switchでも遊べます
▶︎サイト

当時、アーケードで大人気だった『ドンキーコング』が家でできるってんですから。
カセットを買えば、1プレイ50〜100円を払わなくて良いんですよ、ヤバくないですか。
それまで「ゲーム&ウオッチ マルチスクリーン」の白黒画面でも満足してたのに(ちゃんとおもしろいし)、今度は、あの鮮やかな色合いや細かなアクション、音楽や効果音までも完全再現したんですから(そう見えた)、その衝撃は計り知れませんでしたね。

アーケード版
ゲーム&ウオッチ マルチスクリーン版

スタート時のデモがないとか、アーケードより1面少ないとか細かく見たら違いはありますが、それが気にならない名移植を見せてきて「ゲームはソフトだ!」を語らずも見せつけたのがファミコンのデビューでした。

あっ、すみません1983年について語り出しちゃってました、今回はこの辺にしときます。
さて、どうなることやら、続きはBACK TO THE Next Year


今立 進(いまだち すすむ)
お笑いコンビ「エレキコミック」のツッコミ担当。
毎週土曜日25時、TBSラジオ「エレ片のケツビ!」、Nintendo公式YouTubeチャンネル「ファミコントークショップ コバヤシ玩具店」ほか、多数出演中。
ニンテンドードリーム本誌にて「イマダチススムのダウンロー堂」を連載中。▶︎ニンテンドードリーム刊行案内

▶︎X(Twitter)アカウント
▶︎トゥインクル・コーポレーション エレキコミック公式サイト「エレキズム」

<関連リンク>
▶︎ファミコン40周年キャンペーンサイト

▼こちらの記事もお楽しみください


© Nintendo
※画像は任天堂のサイトより引用しています。

関連記事