『大逆転裁判2』開発スタッフと回想する冒險浪漫談 Vol.4 第3話「未来科学と亡霊の帰還」(2017年10月号より)

『大逆転裁判2』の開発スタッフインタビューの再掲載をお届けします。最終回となる今回は、第3話「未来科学と亡霊の帰還」の物語と登場キャラクターについて、開発スタッフの皆さんと一緒に掘り下げていきます。


『大逆転裁判2』開発スタッフと回想する冒險浪漫談
Vol.1 開発スタッフと回想する冒險浪漫談(全体編)
Vol.2 第1話 回想「弁護少女の覚醒と冒險」
Vol.3 第2話 回想「吾輩と霧の夜の回想」

・記事は修正している箇所もありますが、基本は掲載時と同じものになります。
・ネタバレを含んでいます。

<プロフィール左から>

プロデューサー 江城元秀●シリーズプロデューサー。シリーズには『逆転裁判2 Best Price!』から参加。『逆転検事』シリーズ、『逆転裁判5』『逆転裁判6』を経て、『大逆転裁判』シリーズも本作から統括
ディレクター 巧舟●総監督にして『逆転裁判』シリーズの生みの親。『逆転裁判1』〜『逆転裁判3』をはじめ、『逆転裁判4』『ゴースト トリック』『レイトン教授VS逆転裁判』、『大逆転裁判』を手掛ける
アートディレクター 塗 和也●『逆転裁判 蘇る逆転』よりシリーズに参加。『逆転裁判4』や『レイトン教授VS逆転裁判』、『大逆転裁判』シリーズのキャラクターデザイン、アートディレクションを担当


第3話「未来科学と亡霊の帰還」

19世紀最大の万国博覧会が倫敦で開催。そこでは「人間を瞬間移動させる科学実験」が行われた。しかし観客が見守る中、実験装置は大爆発、実験台となった紳士は遺体として発見されてしまう。いっぽう、倫敦の片隅にある見せ物小屋「マダム・ローザイクの館」でも、人気の蝋人形が誘拐されるという奇妙な事件が起こっていた。そして、さらには死神の異名を持つ検事、バンジークスが何者かに襲撃される事件も発生する。ヴォルテックス首席判事から、万博で起こった爆発事件の担当弁護士を依頼された龍ノ介と、謎だらけの蝋人形誘拐事件解決に乗り出すホームズ。 異なる場所で起こったそれぞれの事件は、やがて思わぬ展開を見せていくことになる——。


第3話 制作秘話

—— 複数の事件が一本につながっていく展開がすごく気持ち良かった第3話ですが、事件はどこから考えられたんですか? やはり万博なんでしょうか?

 そうですね。これもいろいろなところで話しているんですけど、舞台のアイデアは塗くんと話していたときに彼がくれたお題なんですよね。

—— 塗さんが。

 当時で倫敦といえば万博でしょう!って。

 だから、舞台から考え始めました。第2話が地味な事件現場だったので、対比としても良かったです。

—— たしかに倫敦でよくある事件と万博ですもんね。

 ただ、どんな事件を起こすべきか、悩みましたね。万博という、あまりにも巨大な舞台があって、そこから何を切り取るのか。万博会場でしか起こらない事件でなければいけないし。

—— でも万博を舞台に選んだと。

 自分だけでシナリオを考えていると、どうしても自分が考えやすいところで事件を作ってしまいますから。せっかく「万博」というお題をもらったんだから、挑戦することにしたんです。

—— では具体的にはどの事件から考えていったんですか?

 それはやはり、あの実験装置からです。第2話と発想を変えて、事件自体にファンタジーの色合いが濃いですけど、それは狙いですね。最初にあのトリックから考え始めて、さっきお話ししたように、並行してほかの事件と繋がっていきました。

江城 最初の万博のデモシーンは派手だし良かったです。今回はアニメーションをやめたので、『大逆転2』ならではの演出になっていますよね。

—— そういえばアニメはないですね。

江城 ええ。これまで何作か入れてきたんですが、アニメを入れるとそこだけ色が変わるので「違和感がある」というユーザーさんの意見があったんです。そこで、今回はこれだけモーションキャプチャーを使っているので、ゲーム中のモデルを使ったデモシーンのみの演出に挑戦することにしたんです。結果、この冒頭のシーンなんかは、遊んでいる人をグッと引き込ませる力がありますよね。

 こういうシーンは、モーションキャプチャー本来の威力を発揮していますよね。ただ、その使い方は注意が必要なんです。モーションキャプチャーは、どんな動きも撮れますけど、それが『逆転裁判』のキャラクターの動きになるためには、やはりモーションを作成するスタッフによる調整が非常に重要なんです。

—— 先ほどのペテンシーの話に通じる部分ですね。

 ええ。生っぽすぎてもダメなんですよ。

 そう。ただリアルなだけでは『逆転』の動きではない。でも、前作のキャラクターに宝塚の動きを入れることで強烈なアクセントになったりと、使い方次第ですね。

—— で、何としても聞きたかったのが被害者のメニンゲンです。この名前には『レイトン教授VS逆転裁判』のジョバンニ・ジコールぐらいの衝撃をいただきました。

一同 (笑)

 エライダ・メニンゲンですね。でも、気付く人と気付かない人がいました。口に出せば、わかると思うんですけど。

江城 僕、真人間からメニンゲンにしたのかなって思ったくらいで気付かなかったですよ。「マニンゲンや!」って。

 真逆じゃないですか(笑)。これは実際のシャーロック・ホームズの原作に、メニンゲンっていう人名が出てくるんですね。そうなるともう「ダメニンゲン」しかないじゃないですか!

—— さすがに「なるほど!」とは言えないです。

一同 (笑)

 そこから“ダ”につながるファーストネームを一生懸命考えました。

江城 それでエライダさんになったのね。

 でも、ダジャレの名前って、チームに提出するときに恥ずかしいんですよね。耳を真っ赤にして提出したんですけど、みんなノーリアクションでした。

—— 塗さんも気が付かなかったんですか?

 名前が変わったのが開発のかなり終盤だったんですよ。デザインしていたときは、ずっとリッチナンデさんだったんで。まだ慣れてません(笑)。

 どうも僕は『大逆転』では、やたらとお金がらみの名前をつけるクセがあったようで。

 コゼニー・メグンダルとかね。

 ドビンボーもそうですけど、潜在的に金に執着があるのかもしれない。

一同 (笑)

 で、それに気づいて、終盤にいろいろ改名しました。

 いろいろなキャラの名前が変わったのがかなり終盤だったので、おそらく僕含めスタッフみんな、トピックとしては“名前が変わった”ことによる担当箇所への影響にしか注目していなかったんだと思います。余裕がなくて(笑)。しかも、メニンゲンの部分しか聞いてなかったので、なんでメニンゲン? 目ニンゲン? ぐらいにしか思わなかったんですよね。

 僕は恥ずかしくて言えなかったし。

一同 (笑)

 前作から名前のストックは結構あって、メニンゲンさんもそのときからリストにあったんです。でも付ける人がいなくて(笑)。ある種ネタバレみたいな名前なので、どうしようかなとも思ったんですが、いい名前なんで付けちゃえ! ってなりました。

—— あとやはり、仮面の従者についても聞かなければなりません。と言いつつ、聞けるのはデザイン面ぐらいでしょうか?

仮面の従者
バンジークスに付き従い、彼をサポートしている謎の人物。素性は一切不明だが、どうやら記憶を失っている様子

江城 衣装ぐらいですかね。

 巧さんから最初に言われたのは「鉄仮面みたいのをかぶせてほしい」だったんですが、本作の世界観の中ではちょっと浮いてしまうかもと思ったんです。しかも鉄仮面だと、時代的なリアルで捉えると拘束具的な印象が強かったり、なぜ付けているのかなど、強い意味が出てきてしまう感じがして。

江城 誰かに付けられているのか、それとも自分から付けているのか。

 息苦しく重い鉄仮面を、自身でガチャッて付けるのかな? っていうのも気になって、顔の隠し方について別案を持って相談しました。その際、僕はまず「フードで顔半分を隠すイメージはどうですか?」という提案をしたんですけど、巧さん的には「う〜ん」と。

 さすがにフードだけでは、下からのぞきこんだら顔が見えちゃうわけですからね。

 それで、フードと目元のマスクの両方で顔の大部分を隠す方向に落とし込みました。ほかは正体が明らかになるタイミングでインパクトを出すためにも、マスク以外は極力見えないようにシンプルに抑えてミステリアスさを前面にあくまで格好良く見えるようにまとめました。

 このキャラクターに関しては、当然のことですけど、チームとしても最も気をつかいましたね。彼らの感情を考えて、何度も細かいところまで調整しました。

—— 絶妙だったと思います。しかも、アイツだろうとわかっていても、正体が判明したときは鳥肌が立ちました。これってすごいことだよなぁと思いました。

 ありがとうございます。『逆転裁判』はミステリーなので当然、意外性が大切なんですけど、もうひとつ「王道の物語」であることが大事だと思っているんです。予想を裏切るだけがすべてではなく、こうであってほしいという展開もあるわけじゃないですか。そのバランスが大事なんだと思います。


第3話 登場人物秘話

ベンジャミン・ドビンボー

「超電気式移動技術」を発明した科学者。万国博覧会で披露するも大事故を起こし、被告人となる。それでも自分の理論は正しいと主張する

 万博の話が出た初期の設定では、年齢は今より若く少年に近いイメージだったんですが、キャラのイメージ自体は今と変わってないです。最終的に巧さんが改稿したタイミングでいろいろと設定が変わりました。

 バンジークス卿とのカラミも、そこから入りました。

 僕の中では表情とか動きも最初からこんなイメージだったんですけど、バンジークスとの絡みの部分で深みと真面目な演技的な説得力も必要になったので、年齢に合わせた体型と表情等のバランスをとり直しました。

—— 並んでも違和感がないように?

 ええ。キャラクターの持つ佇まい的なバランスが2人でかけ離れすぎてると説得力がなくなるので、ちょっとシリアスな表情を設定してみたりして、バンジークスとどういった雰囲気で話すのかを違和感なく想像できるように調整してます。

 バンジークス卿との関係から、キャラにギャップが生まれたので、効果的だったと思います。この2人はいい関係ですよね。

—— ズバリ書けないですけど、いい関係ですね。読んでいる読者も「うんうん」って頷いてると思います。

 一見では、そう見えないんですけどね。

 そこがいいんだと思うよ。

 うん。そういうパッと見から受ける印象以外にも闇とか影の部分を含めいろいろあるんだなって、お互いの人物像に深みが増す形になりましたよね。

—— 動きはいかがですか?

 キャラクターの動きを作るとき、あるモーションから次のモーションにつなぐときの「つなぎ」のモーションを用意するんです。でも、ドビンボーさんは、たまたま「つなぎ」を用意していなくて。そこで、あえて「つなぎ」を入れずに、「シャッ」っていう風切り音を入れて、妙にキレのあるキャラにしてみたんです。そうしたらすごく小気味よくて、味のあるキャラになりました。個人的には、ペテンシーに続くヒットのキャラになりました。

ドビンボーの設定画


ゴッツ少年

寄宿学校の観光で倫敦を訪れた、ボヘミア王国の高貴な血を引く少年。ドビンボー博士の実験を遊覧気球から見ていた目撃者

—— 本名はヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスモント・オルムシュタイン……。

 これも、もともとシャーロック・ホームズの原作に出てくるボヘミアの国王の名前なんです。マスクをして現れるんですけど、そのオマージュですね。

 だからマスクに関してはオーダーが細かめでしたね。

—— マスクですか?

 もともと原作の小説に挿絵があるんですよ。

 太っちょのマスクを付けたアヤシゲなおじさんが立っている絵があって、そのおじさんのマスクを付けてほしいって言われました。

 あとは「少年にしてほしい」と言ったくらいでしたね。

—— ほかのデザイン面はいかがですか?

 前提として、王族なので高貴な人っていう設定があったので、パッ見でそれがわかるようにしました。先ほどの挿絵のおじさんの佇まいも意識しています。あとペテンシーと若干かぶるんですけど、見方によってはいかにも“衣装を着せられてる感”のあるお坊ちゃま感を重視しましたね。でも、そこで一番こだわった素顔がマスクで隠れてしまったんです。

 でも、マスクは取るよ?

 取るんですけど、イラストとして世の中に出るのはマスクをした状態ですからね〜。おぼっちゃまな表情はこだわったのでちょっとかなしい。

 まあまあ、そこはゲームで見てもらおうよ。

ゴッツ少年の設定画


コネット・ローザイク

著名人の蝋人形を展示する「マダム・ローザイクの館」の女主人。蝋人形師家系の三代目で、精巧な蝋人形作りの技術は本物

 共同推理に関わるキャラクターだったので、デザイン面ではシナリオ上の条件がいろいろありましたね。

 ●●が隠れていること、ケープ的なモノをはおっているみたいな指定がありました。その条件を満たしつつ、まとめられるおもしろいデザインを模索して、魔女的な意匠でいくことにしました。

—— それはどうしてですか?

 まず共同推理で注目されることを前提に、ちょっとパンチのあるキャラにできないかなと思ったんです。そこから館の怪しい雰囲気と本物の人のような蝋人形を作るというキャラ性に、魔女的なイメージがバッチリ合うかなと思ったんですね。世界観からは少し浮くかもしれないですけど、初期からこのデザインしかないと思っていたので、ラフの方向性もこれだけです。

 彼女の年齢は26歳だけど、二転三転したよね。

 ですね。巧さんの中では、彼女はすごい腕前の職人だから、普通に文字通り大人なマダムでいこうというのがあったみたいなんです。ただ僕としては、さっきの葉織の話に近いんですけど、キャラクターを並べたときにここで若い女の子を入れたほうがいいと思ったので若返らせてもらいました。ただこの後の話の展開もあって、設定としてリアリティ的に違和感のないギリギリの年齢に落ち着いたという感じです。

ローザイクの設定画


ドクター・シス&ドクター・グーロイネ

ドクター・シス。本名はコートニー・シス。倫敦警視庁の監察医局長。ヴォルテックス首席判事の右腕として、科学的な捜査を現場に導入。「科学式捜査班」を指揮する

ドクター・グーロイネ。ドクター・シスの娘。若いながらも、監察医としての才能がある。何でも解剖したがる癖も

—— ドクター・シスから教えてください。

 彼女の立場や役柄は、最初から決まっていたので、デザインはお任せでしたね。

 物語上もイメージがしやすい立ち位置だったので、メインキャラたちと並んだときにどう見えるかを主軸においてデザインしました。当時医学の象徴でもあった“蛇”をメインの意匠に据えて、随所にそのイメージを重ねています。そこから蛇の牙などを彼女の持つ注射器といった、具体的な医学系のモチーフに結びつけていきました。全体としてはシリアスな佇まいにまとめています。

—— 設定画にも注射器が描かれています。

 腰につけているホルダーに入れているんです。本当は注射器を使った派手なアクションがゲーム中にあったんですけど、シナリオの展開に合わなくなったので、最終的にはなくなったんです。

 なんか、物語として注射器を取り出す雰囲気じゃないぞと。

—— では、ドクター・シスができてからグーロイネを作った感じですか?

 そうですね。娘がいる設定も初期からありましたし、第1稿の時点から“解剖好き”という少々エキセントリックなキャラ性が読み取れたので、娘は思い切ってこの世界では振り切ったデザインにしてみました。マスクと素顔含めお気に入りデザインです。

 グーロイネのマスクは、塗くんの提案だったよね。

 はい。当時こういうマスクがあったので、それをアレンジしています。当時特有の時代感も出せますしね。前作のアイリスが初登場時にゴーグルを付けて出てきた見せ方に重ねたい部分もあって、いわゆる天才系は初見でちょっと普通じゃないインパクトを与えたいんです。モデルを作る手間はかかるんですけど、インパクトが強まりますので。

—— マスクを取ったところもいいですよね。

江城 かわいいですよね。ぜひゲームで見てください!

ドクター・シスの設定画

ドクター・グーロイネの設定画


トビー

かつてスリだったジーナ“見習い”警部の相棒。かわいい外見とは裏腹に、するどい嗅覚で事件解決をサポートする子犬

 トビーも原作に登場する犬なんです。

 前作のときからジーナには犬を付けてほしかったんですが、結局入れる隙がなかったんです。でもやっと今回で警察犬として自然に入れられたんです。しかも原作にもいるという裏もとれたので晴れて出せるようになりました。で、原作の犬種を調べたら、あまりかわいい感じではなかったんですよね。なので、ちょっとかわいい子犬にしました。

 原作は雑種なんです。

 ジーナにはデザインとして倫敦特有の意匠イメージを随所に入れてあるので、トビーにはテディベア感をイメージして、ジーナと併せて英国ならではのペア感というか伝統的な雰囲気にまとめたかったんです。でも警察犬なので、かわいすぎないように眉毛をちょっと入れてキリッとさせたり。そういえば巧さんから犬種の提案がありましたね。

 ポメラニアン。

 巧さんが飼っている犬種なんです。でもジーナにポメラニアンはちょっと可愛すぎるかなと思ったのと、本作の世界観から絵的に浮きそうだったのでお断りしました(笑)。江城さんからも急に「コーギーにせえへん?」って言われたり。

江城 僕コーギー飼ってるんです。

一同 (笑)

 ちゃんと理由もあるんですよ。当時エリザベス女王が飼って、爆発的に流行したのがポメラニアンでしたから。

江城 コーギーだってイギリス生まれやぞ!

一同 (笑)

トビーの設定画


陪審員

—— 第3話は完全新規の陪審員ですね。

 職業指定は結構ありましたね。立ち位置として、1号に関しては2話と同じくみんなをまとめる雰囲気が欲しいということだったので、2話と同じリーダー気質タイプでもちょっと違う方向でひねり出しました。2号は別の役割でデザインをしていたキャラだったんですけど、ひとりだけデザインバランスがほかの陪審員と異なるとまずいので、そこは並びのタッチを合わせながら、全体の緩急をつけました。3話の陪審員たちが2話の陪審員に比べて少しリアル寄りなのは、2号ありきだったからですね。

—— 5号のトウモロコシは?

 それは「動き」も含めて僕の指定です(笑)。

—— 陪審員にも笑わされてしまうとは!

 いろいろネタ出ししてると陪審員にも証人並みに力を入れちゃうんですよね。

江城 名前すらないのにな。

一同 (笑)

3話の陪審員設定画



関連リンク
大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險- 公式サイト
大逆転裁判2-成歩堂龍ノ介の覺悟- 公式サイト
逆転裁判シリーズ 公式サイト


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