バディミッション BOND 開発者インタビュー #2 誌面上のランデブー
大切な人は自分の手で守りたい、 応援したくなる心の強い女の子 スイ
杉原 スイは、主人公のルーク同様、悩んだり苦しんだりしながら、絆を知って強くなるという等身大のキャラクターとして設定しました。ルークたちのようなスパイ活動はしませんが、スイはスイの土俵でルークたちに協力し、大事な人々を守るために奮闘します。猫をイメージしていましたね。最初は毛を逆立てているけど、慣れてくるとかわいいところを見せてくれるという。気を付けた点は、守られるだけのキャラクターにしないことと、大人っぽく描きすぎないことです。
誰から見ても憧れの高嶺の花、 ときおり見せる隙が愛おしい美女 ナデシコ
杉原 ナデシコはスイとの対比で、酸いも甘いも噛み分けた大人として設定しました。メインキャラクター4人を凌ぐほどの強さとしたたかさを持つ人物です。スイが応援したくなるキャラクターを目指したのに対し、ナデシコは憧れの対象になるよう努めました。気を付けたのは完璧な人物にしすぎないことです。隙や陰りも見せることで、人間味を感じてもらえればと思いました。
飾らない優しい心を持つ、 愛情に満ちた気さくなお姉さん アラナ
杉原 アラナの核は愛情深さと芯の強さです。どんな相手に対しても、決して自分から門を閉ざしません。作中で一番オープンな性格かもしれませんね。面倒見がよく、さっぱりした気質で、悩む時間があったら行動するタイプです。アラナは最初の事件のキーキャラクターであり、彼女に好感を持っていただけるかどうかで、DISCARDへの怒りやアーロンたちへの共感の度合が変わってくるので、魅力を十分に伝えられているか、何度も見返しました。
contents
#1 京と紅玉
#2 誌面上のランデブー
#3 熱狂は留まらない
#4 サイドエピソード
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バディミッション BOND
■任天堂
■2021年1月29日発売
■アドベンチャー
■7,128円（税込）
■CERO15歳以上
任天堂×コーエーテクモゲームスのタッグで制作された完全新作アドベンチャー。ヒーローを目指す警察官、世界的な大怪盗、元忍者のショーマン、魔性の詐欺師……訳ありの4人がチームを組み、暗躍する謎の組織を追っていく。
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